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記事監修

神戸の独立系FPオフィス代表今村 浩二(上級ファイナンシャルプランナー CFP)

「iDeCo(イデコ)がお得」 ちょっと待って!① 特に女性は要注意

以前、“個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」ってなに?”
と題した前・後編にわたる記事において、
iDeCoへの加入を考える際は、
「自分にとってメリットがあるかどうか」を
判断することが大切ですとお伝えしましたが、
「じゃぁ具体的にどういう場合に注意したらいいの?」という
より掘り下げた話をしたいと思います。

これまでの記事はこちらから
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」ってなに?【前編】 基本をおさえよう
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」ってなに?【後編】 メリット・デメリット

大きな支出を伴うライフイベントが控えている「現役世代」

先述の記事の後編でも「iDeCoの注意点」として触れましたが、
iDeCoで積み立てたお金は原則として、60歳まで引き出せません
ということは、子どもの教育費やマイホームの購入などの
大きな支出を伴うライフイベントが発生することが予想される
「現役世代」の方にとっては、
iDeCoで積み立てたお金をそれらに充てることはできないため
引き出しや解約が可能なNISAの制度をうまく活用するなど、
そのほかの方法で資産形成を行うか、
iDeCoは「老後資金の貯蓄専用」として利用することをおすすめします。

60歳まであとわずか!「50代後半」の方

iDeCoへの積み立ては60歳未満までで、
積立期間が短いと60歳から引き出すことができません
たとえば、積立期間が5年の場合、引き出しの開始は63歳、
3年の場合は64歳となります。
さらに、引き出す時に、
年金で受け取る場合は「公的年金等控除」、
一時金では「退職所得控除」を利用できますが、
それも公的年金などで利用した残りの控除枠があった時に限られます。

男性より長生きとされる「女性」

「女性の平均寿命のほうが男性より長い」ということは
多くの方がご存知かと思いますが、
なぜそのことがiDeCoの利用に最適ではないかというと、
iDeCoは、60歳に達したら
5年以上20年以下の間に年金を受け取る「有期年金」であり、
「終身年金」での受取りができないからです。
現在60歳の女性の平均余命は約29年(2016年時点)ですので、
有期年金であるiDeCoだけでは老後の備えとして不十分と言えます。
特に弊社のお客様には女性の方が多いので注意したいところですね。

ここまで、
60歳まで引き出せない
積立期間が短いと引き出し時期がずれこんでしまう
終身年金での受取りができない
というiDeCoの性質から
どういったことが懸念されるかをお伝えしましたが、
長くなってきましたので次回に続きます。

iDeCoの記事一覧
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」ってなに?【前編】 基本をおさえよう
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」ってなに?【後編】 メリット・デメリット
「iDeCo(イデコ)がお得」 ちょっと待って!① 特に女性は要注意
「iDeCo(イデコ)がお得」 ちょっと待って!② 自営業者やフリーランス

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神戸の独立系FPオフィス代表
今村 浩二が監修しています。
上級ファイナンシャルプランナー(CFP)・独立系ファイナンシャルプランナー(IFA)として
神戸・大阪・姫路でマネーセミナーや個別相談を実施。