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見方を変えれば、お金は今よりもっと身近になる!
読んで得して役立てて、楽しいライフプランを。

記事監修

神戸の独立系FPオフィス代表今村 浩二(上級ファイナンシャルプランナー CFP)

【女性は要チェック!②】老後資金について考える前に

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堀内です。9月に入り今年もあと4ヶ月足らず・・

早いものです。
さて、早速今回から「女性の老後資金」に
ついて細かくみていきたいと思います。
(シングルの方、パートナーのいる方問わないお話です)

情報が溢れすぎている
「老後資金」というテーマは、やはりみなさん関心が高く
わざわざマネレピでご紹介しなくても、これらに関する情報は
ネットで検索すればカンタンにたくさん得ることができるのも事実。
本屋にもマネー関係の本、たくさん置いていますよね。
でも、ネットや本の情報はよくよく注意して見てみると、
特定の証券会社や保険会社の協賛で書かれている事もあるので、
情報が偏っているケースもあると思います。

そして何よりも、やはりひとりひとり状況は違いますし、
将来のことに係わる
大切なお金ですので、ネットや本の
“平均的なデータや数値を基にはじき出した一般論”

では、やはり参考程度にしかならないということもあります。
もちろん一般論という意味では、このマネレピのコラムも然り・・。
ですが、私たちには実際にたくさんのお客さまにお会いしてお話
ご相談をお伺いしている
現場の強みがあります。
ですからそれを生かし、平均的なデータや数字だけではなく

お客様の声なども交えながら、出来るだけリアルな現状に則した内容を、
できるだけ他とは違った角度からお届けすることを心がけたいと思います。

「なんとかなる」・・は禁物
まずは、おひとりさまの老後にかかる生活費。
いったいいくらくらい・・?
現時点での毎月の収支を把握している方は、それをベースに
自分が60歳以降になったときかかる生活費について
イメージしてみて下さいね。

ところで、まだ老後を迎えていない方の中には
「たぶん歳をとったらお金も今ほど使うことない
やろうし、大丈夫やわ~」

「贅沢しなければ、年金だけでなんとかなるでしょ」
と根拠なく漠然と考えておられる方が時々いらっしゃいます。
私の両親もそうでした。
(実際、年金生活に入った今は真逆のことを言っていますが・・)

なぜ、そんな風に思うのだろうと考えたのですが・・
まずは
まだ経験したことのない事なので収支のイメージが掴み
にくいため、
とりあえずポジティブに」という気持ちの部分がひとつ。
もうひとつは、
現役の年金世代の方のお財布事情をみて判断している

ということです。
つまり、今現在年金をもらっている方たちの暮らしぶりを見て
「おばあちゃん、趣味に旅行にけっこう悠々自適で楽しそうだし、
真面目にさえ働いていれば、あれだけ老後を楽しめるのだから
私もなんとかなる、大丈夫」
といった具合です。
みなさんは、いかがでしょうか。

楽観的な考え方は大事ですが、これから老後を迎える方に関しては、
ひと昔前と年金や貯蓄を取り巻く環境が大きく異なっており、
これからも厳しくなっていくことが予想されますので、
自分の老後も今の年金世代と同じような暮らしができる、
と なんとなく考えることは禁物です。

まずは、現状をしっかりと知って
大丈夫かそうでないかは、事細かくとまではいかなくとも、
しっかりご自身の
現状を把握してから判断することが大切ですよ。
ただ、「将来に向けて、今の状況を確認する」と一言で言っても
自分ひとりではなかなか出来ないもの。

私たちのところにも、「マネー本を読んだりとたくさん勉強して、
ライフプラン表をつくってみたりしたけど、結局よくわからない。」
「お金の流れはとりあえず分かったけど、不安は消えない。」
という理由でご相談にこられる方はたくさんいらっしゃいます。

そんな時は、ぜひ私たちにご相談いただければ幸いです。

・・またまた今回も前ふりのようになってしまいましたが・・
次回に続きます

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神戸の独立系FPオフィス代表
今村 浩二が監修しています。
上級ファイナンシャルプランナー(CFP)・独立系ファイナンシャルプランナー(IFA)として
神戸・大阪・姫路でマネーセミナーや個別相談を実施。