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記事監修

神戸の独立系FPオフィス代表今村 浩二(上級ファイナンシャルプランナー CFP)

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【FP相談事例16】老後を諦め気味の独身女性、45歳から毎月5万円の積立運用で老後資金2400万円

編集スタッフ 下村(カスタマーサポート)

当連載コラムでは、女性専門のFPオフィスとして、神戸を拠点に活動している弊社の無料個別相談を利用してくださったお客様を“マネレピさん”とお呼びして、ご相談内容と弊社からのご提案をご紹介しています。

第16回目は、毎月5万円を貯金されるもスタートが遅く、老後は諦め気味という45歳独身女性(N様)のお話です。
「老後2000万円問題」が報じられて以降、「老後の資金不足を意識して対策を」と考えられる方が増えました。

N様の現在の貯蓄は300万円未満。
毎月5万円の貯金をされており、これを65歳まで継続されたとして、
5万円×12ヶ月×20年間の1200万円。
普通預金で貯蓄していくとしたら金利0.001%(本記事投稿時点)が付いてもわずか1,195円です。

N様はご自身のことを年収が高くなく貯蓄のスタートも遅かったと思われていて、老後はいつか破綻するのではないかと心配なご様子。
「私なんか大したことできないんだろうなぁ…と考えていた」とおっしゃるN様に、弊社のファイナンシャルプランナーがどのようなアドバイスをさせていただいたかご紹介します。

⇒前回のマネレピさん『40代独身の女性教員「老後に必要なお金を知りたい」』のお話はこちら

今回のマネレピさん

「私なんか大したことできないんだろうなぁ…でもこれ(セミナーの内容)は一般論だし、やっぱり個別相談は受けてみよう」と、弊社のマネーセミナーご受講後に個別相談をお申し込みくださったN様。
大学をご卒業後入社された会社で事務職をされています。

毎月5万円を貯金されているものの、貯めるのも限界があるので老後に対応できるとは思っていないとのこと。
毎月の貯金に対して利息があまりにも低いので、もうちょっと運用ができないかと思っているけれど、こまめにチェックするものは苦手。
iDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)が出たときに興味を持ったけれど、行動には移せていないと話してくださいました。

~ご希望の実現のため~ マネレピからの提案

N様に関しては、老後に対して前向きなイメージを持てなくなってしまわれていることがとにかく気がかりでしたので、何とか力になれたらと考えて、老後の生活のご希望額から確認させていただきました。
生活ご希望額は18万円、公的年金額は12万円ほど確保できるのではないかとお勤めのご状況から推測できたので、そこの差額を埋められるプランを練ることに。
投資信託を活用した毎月5万円のお積立で65歳時点に2400万円を積立てるシミュレーションを元に、余剰金を確保しつつ生活ご希望額を叶えられるマネープランを案内させていただきました。

お金に働いてもらうこと

今回ご案内したマネープランはN様のご状況やご希望に合わせたものです。
このようにご案内するプランは十人十色ですが、私が皆さんに共通してお伝えしていることは「お金に働いてもらうこと(資産運用)」です。
資産運用とはどんなもので、なぜ私たちの生活に必要なのでしょう?
マネーセミナーでお伝えしていることをかいつまんでご紹介します。

時間と金利を味方につける

同じ金額を同じ期間、積み立てるとしても、金利の違いで大きく差がつきます。
毎月5万円を30年間積み立てるとして、金利5%、3%、0%の場合の総額を比べてみましょう。

金利0%の場合:1,800万円
金利3%の場合:2,855万円(0%の約1.5倍)
金利5%の場合:3,986万円(0%の約2倍)

そして、金利の効果を最大限に引き出すには、時間をかけることと、金利の計算方法が大事になってきます。
先のグラフを見ていただくと、10年を境に、総額の伸びが加速しているのがお分かりいただけると思います。
これには金利の計算方法が関係しています。

金利の計算方法は「単利」と「複利」に分けられます。
単利:(元金)×利率
複利:(元金+これまでの利息)×利率
時間が経てば経つほど雪だるま式に得られる利息が大きくなるのは、複利で計算しているからです。
下表を見ていただくと、単利と複利の違いは一目瞭然です。

年率5%で100万円を運用した場合、50年後の受取総額は、
単利:350万円
複利:1億1467万316円と、こんなにも差が出るのです。

将来も変わらず今と同じように暮らせるように

資産運用は、将来も変わらず今と同じような暮らしができるようにするために行うものです。
このことをファイナンシャルプランニングの世界では、購買力を維持する・アップさせるという表現をします。
たとえばいま、月に一度の外食を楽しみにしているとしたら、リタイア後、老後もお気に入りのお店で食事ができるかどうかを意味します。

購買力を測る物差しに、実質賃金があります。
実質賃金は、受け取った給与でどれだけのものが購入できるかを示す値であり、物価変動の影響を考慮したものです。
今から約30年前、バブル期の実質賃金を100とすると、2018年の実質賃金は94.5%。
物価上昇に賃金上昇が追いつかず、使えるお金は昔に比べて減っています。

そして、金利水準も昔と比べて下がっています。
バブル期には普通預金の金利が年2%を超えることもありましたが、現在は0.001%。

物価が上昇していく中、預貯金に預けっぱなしだと、お金が増えるどころか減っていってしまうことになります。

~40代を迎えた独身女性のマネープラン~ 大事なポイント

弊社のお客様には、40代を境に老後のことを真剣に考えるようになったという独身女性がたくさんいらっしゃいます。
「一生おひとりさまかも」と考えて経済的な準備を強く意識しだす年齢ではありますが、それでも50代、60代に比べると現実味は薄いかと思います。

そんな40代を迎えたあなたにお伝えしたい、マネープラン上の大事なポイントがあります。
それは、マネープランにも賞味期限があるということ。

というのも、マネープランをご案内させていただいたお客様に、
「みなさん、大体いつまでに検討しているんですか?」とご質問いただいたときに、
「期限はございませんので、しっかりとご検討ください」とお答えしていたのですが、
あるときお世話になったお客様からこのようなお話をいただきました。
「前にお話いただいた中で、『資産づくりや資産運用は値段が上がった、下がったと一喜一憂するような儲け話なんかではなく、じっくり時間をかけて複利の力(金利)を味方につけて、ゆっくり育てていくものですよ』って話が印象に残っているんです。
だから、『できることからでも早めにスタートすべきですよ』とお伝えしたほうがいいですよ。」

以来、時間と複利の力がいかに大切なのかについてご案内させていただいています。
参考までに、次の表は運用期間を長くとることでどれだけ運用収益に差が生まれるかを比較した表です(いずれの表も千円未満は切り捨て。税込の金額)。

 500万円を3%の条件で運用した場合、いくらになるの?
 3年後  546万円
 5年後  579万円
 10年後  671万円
 20年後  903万円
 毎月3万円を3%の条件で積み立てした場合、いくらになるの?
 3年後  積立元本108万円⇒112万円
 5年後  積立元本180万円⇒193万円
 10年後  積立元本360万円⇒419万円
 20年後  積立元本720万円⇒984万円

~マネープランを採用していただいて~ お客様の声

いままでは5万円ずつ貯蓄してもお金が増えないから張り合いがなく、今回のご相談でももっと節約してって言われるかと思っていたら、とても元気がでるプランでした。
一生懸命仕事をしている間もお金が働いてくれるって考えるだけで励みになります。
私のなんとなくな話から素敵なマネープランを作ってくださり、ありがとうございます。

~ずっと身近に、ずっと安心を~ その後のお付き合い

叶えたい暮らしに向かって踏み出したお客様の思いを大切に、私たちはマネープラン実行後のフォローも行っています。
複数社にわたるご契約の一括管理や、ご住所などの各種変更のお手続き、手作りのニュースレター「くまちゃん通信」のお届けと、その内容は様々です。

日々生活していると、色々な場面でお金に関する気になる事が出てくることと思います。
そんな時に私たちを思い出していただければ幸いです。

“あなただけ”のマネープランで毎日をハッピーに!
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神戸の独立系FPオフィス代表
今村 浩二が監修しています。
上級ファイナンシャルプランナー(CFP)・独立系ファイナンシャルプランナー(IFA)として
神戸・大阪・姫路でマネーセミナーや個別相談を実施。