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見方を変えれば、お金は今よりもっと身近になる!
読んで得して役立てて、楽しいライフプランを。

記事監修

神戸の独立系FPオフィス代表今村 浩二(上級ファイナンシャルプランナー CFP)

相続や生前贈与のお金、運用するなら知っておきたい鉄則

編集スタッフ 今村(ファイナンシャルプランナー)

このコラムに目を止めてくださったあなたは、
相続した遺産、生前贈与でもらったお金を、
「資産運用して増やせるのなら」と考えて、いろいろ調べているものの、
「どうやって運用したらいいかわからない」とお悩みなのではないでしょうか。

お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん…
あなたの大切な人が、あなたのことを思って残してくれたお金です。
「使わずにとっておこう」「でも寝かせたままというのも、もったいない気がする」
「それなら資産運用はどうだろう」と思って調べてみるもののまだ行動に移せていないとしたら、今からお伝えする「遺産や生前贈与された財産を運用する際の鉄則」を役立てていただけたらと思います。

運用は数字で比べると決められない!?

「資産運用ってどうなのかな?」
そう思い立ったら、まずは情報収集ですよね。
インターネットで情報収集という方が多いと思いますが、そこまでのプロセスは大きく分けると2つのパターンが存在します。

パターン1
相続や生前贈与のお金が振り込まれた銀行から電話がかかってくる。
→担当者から資産運用の提案を受ける。
→今まで利用したことのない金融商品の提案書。にらめっこしたけれど、答えが見つからず。→ネットで「商品名」を検索。いい情報、悪い情報、色々見ている間に余計に頭がこんがらがる。
→今度は「資産運用」と検索してみるけれど、もっと大きな悩みの海原に…。

パターン2
大きなお金をどこかに預ける=「資産運用」と考えてネット検索。
→いろんな情報に触れればふれるほど、何が正しいのかわからなくなる。
→結果、ネガティブでインパクトのある情報だけ頭に残ってしまう…。

いずれのパターンにしても、共通していることがあります。
何だと思いますか?
「決められない」ことです。

人は情報量が多すぎると「決められなくなる」というのは有名な話です。
日ごろから身近で自然と情報に触れているようなテーマであれば、たくさんの情報の中からでも取捨選択が可能かもしれません。
ですが資産運用は、身の回りにあることのほうが少ないですし、触って感触を確かめることも、味見をすることできません。

となると、「資産運用で頼りになるのは数字」とばかりに、
増えるのか増えないのか、トクなのかソンなのか、
というわかりやすいポイントで判断しようとしてしまいます。

こうして、資産運用というお金についてのあなたの“自由研究”は、「おすすめ〇〇ランキング」で商品比較をして終わりを告げます。



本当にこれでいいのでしょうか?

あなたが今、運用を考えているお金は、
あなたの大切な人の優しさや思いがいっぱい詰まった、大切なお金です。
相続、生前贈与をしてくれた、あなたのお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんは、お金を受け取ったあなたに、「そのお金を使ってしあわせになってほしい」と思っているはずです。

何か違う気がしてきませんか?

相続、生前贈与をしてくれた人の気持ちを想像してみる

「何か違う気がする」と感じられたあなたには、もう少しだけお付き合いいただいて、
相続、生前贈与をしてくれた人の気持ちを想像してみてほしいと思います。

私はFPとして、相続、生前贈与をしたい方からのご相談もお受けしてきました。
70歳以上の方が大半で、戦後のご苦労を経験されたうえで今は豊かに暮らされている方たちなので、子や孫に対して優しいです。

ご自身の資産運用のご相談の際にも、常に子や孫を思った優しい言葉を口にされ、
「孫の進学の援助をしてあげたいので、考慮したプランをお願いします」
「子や孫と旅行に行くのが楽しみだから、そのお金は確保しておきたいんです」
「子どもたちのマイホームの頭金を出してあげたいんです」
といったご希望にお応えしてきました。

この世代は食べるものに苦労した経験も、日本がどんどん豊かになっていく時代も経験されています。
“飯を食うために働く”という感覚で、力強く生きてこられた方が多いように思います。
また、金銭的な面では、しっかり働いてしっかり貯蓄するという習慣が身についているだけでなく、貯めたお金を定期預金に預けるだけでどんどん貯蓄が増えた経験もお持ちです。
その結果、しっかりした退職金とあわせて余裕のある老後をお過ごしになられている方が多いのも特徴です。

さらに、あなたがお孫さんでいらっしゃる場合は、知っておいていただきたいことがあります。
「孫は基本的に財産を相続できません。」
養子縁組をした、子(あなたの親)が相続時点で亡くなっていないかぎり、孫は法定相続人ではありません。
ただ、「孫に自分の財産を渡したい。それもできれば生前に」と考える方が多いです。
その場合は、生前贈与や遺言書を作成するといった方法で、孫に財産を残します。
だから、あなたが受け取ったお金は、おじいちゃんおばあちゃんがあなたを思って残してくれたお金なんです。

パズルのピース《金融商品》じゃくて絵《未来図》を見る

優しさがいっぱい詰まったお金。
感謝の気持ちを大切に、資産運用を始めていただきたいという思いから、前置きが長くなってしまいましたが、あともう少しお付き合いください。

大切なお金を使ってしあわせになる資産運用は、どうしたらできるのでしょうか。
その方法はひとつしかありません。
資産運用を「パズル」にたとえることです。

パズル?!あの、ピースを組み合わせて絵を完成させていくパズル?!
そうです。そのパズルです。

資産運用の“自由研究”=あなたが金融機関で提案を受けたり自分で思い立って始めたネット検索は、膨大にある《金融商品》というパズルのピースの中から、気になったピースを片っ端から手に取って見ている状態で、完成させる絵《未来図》がどんなものかは見えていません。

絵を見れば必ず最後にパズルは完成しますが、絵を見ていなければ完成する確率は限りなく低くなります。
それにも関わらず、金融機関の担当者とのお話やネットの情報を通して、ピースの形の良し悪しについてだけ考えるって何か怖いと思いませんか?

そうならないために、私たちはまず「あなたが理想とする将来の姿」という「オリジナルの絵」を作ることから始めます
始まりは、相続した遺産や生前贈与でもらったお金を「資産運用して増やせるのなら」とあなたが思い立ったことですが、あなたが理想とする将来の姿をイメージしていく中で、あなたが本当に望んでいることや恐れていることも発見できます。
このプロセスを踏んで出来上がったマネープランなら、あなたがしあわせになれそうな気がしませんか?

相続・生前贈与で受け取ったお金の運用相談は
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神戸の独立系FPオフィス代表
今村 浩二が監修しています。
上級ファイナンシャルプランナー(CFP)・独立系ファイナンシャルプランナー(IFA)として
神戸・大阪・姫路でマネーセミナーや個別相談を実施。