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子育て世代を取り巻く不安はいっぱい②

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こんにちは。スタッフ堀内です
先日の、W杯日本対コートジボワール戦惜しくも負けてしまいましたが
頑張ってほしいですね
私は、静岡県の出身で、サッカーが盛んな環境で育ちました。
中学の時、サッカー部だった子たちは本当にみんな上手で、
ジュニアユースに入っていたり、後に、高校サッカーでTVに出ている子もいました。
でも中学生当時は、若い人たちが海外で活躍するというような事は、
まだ今ほどは、なかったように記憶していますので、目覚ましい進化ですよね

さて、前回は、子育て世代を取り巻く不安として「年金」のお話をさせて
いただきましたが、今回は、子育てに関わるお金のお話です。
ご面談させていただく子育て世代の方たちは、やはりこれからお子さまには、
教育費を始めとしてたくさんのお金が掛かると覚悟されています。
だからみなさん、学資保険に加入したり貯蓄を増やしたりしていますよね。

先日、小さな男の子がいる友人と話をする機会がありました。
「もう一人欲しいけど、お金の事とか考えると、とても無理な気がするから
迷っている」
と言っていました。
実際に、理想とする子どもの数は2.42人なのに対して予定する子どもの数は
20.7人と大幅に理想を下回るデータ(『出産動向基本調査』)もあります。
みなさん、やはり「お金」がネックになっているのかもしれません。

実際にネットでは3000万かかるとか、はたまた雑誌では一人当たり1500万
とかバラバラですが、でも大きなお金であることには違いありません。

本当のところ、子ども1人育てるのには、
だいたいいくら掛かるのでしょうか

こども未来財団の調査データでは、
こども1人あたりの養育費の総額は2,360万円ということです。

この数字を多いと思われる方、少ないと思われる方がいると思います。
多いと思われた方は、「教育費は1人当たり1000万円くらいと聞いたけど‥」
という印象を持つかもしれませんね。

一般的に「教育費」という場合は、こどもの生活費は入っていない場合が多く

この2,360万円の中には
学費の他に・・
生活費(食費・衣料代)・・約363万円
その他必要経費(出産費用・育児用品)・・約92万円
選択的費用(こづかい・下宿代など)・・約758万円

なども含まれています。 

他にも、子どものための預貯金や保険料なども含まれていて
それらが、全体の3分の1をしめています。

反対に、私立に進学した場合などは、この数字を少ないと
思われるかもしれません。

2,360万あればよいということは一概に言えませんし、
進路や、子育てのスタンスによって大きく変わるお金ですので
いくらあればいいのか、という正確なことは、まだお子さまが小さいうちから、
細かいシュミレーションをしても仕方がない部分もあるかもしれません

このデータのようにだいたいこんなところかなと思うものを、あらかじめ把握しておきつつ、
実際の支出やその時の状況で定期的に考えていく
ような軽いシュミレーション
は必要です。

おおむね計画通りに準備ができていれば、それはよいことですし、
あまり計画と準備がかけ離れていくようなら、どちらかを修正する必要があるかもしれません。
子育て費用は一気に準備できるものではないので、早めの準備が大切です。
早めに準備して、準備の状況に応じて修正していくことがポイントですよ

一般的な平均額は、家庭の事情によりどうにでもなるもの。
準備や、大まかな計画は必要ですが、金額だけに惑わされて、
むやみに不安を感じてしまう必要はありません



ご家庭に応じた「我が家流の子育て」を考えてみるとよいのではないでしょうか。