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20代30代「老後不安」7割 “今は苦しくても努力をすれば将来安定”は信じられない

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こんにちは。スタッフの下村です

前回、「お金の若者離れ」という言葉が話題になっており、
「今の若者は欲がない」と言われることに対し、
「欲がないわけではなく、給料が少なくて我慢せざるをえない」
と主張する若者に対し、
「自分たちはモーレツに働いた。もっとハングリーになれ」
“若者の意識の問題”とする年配の著名人の声が
賛否両論を巻き起こしていることについて取り上げました。

そこで皆さんに問いたいのですが、
「今は苦しくても頑張れば、
将来の暮らしは安定すると思う?」

と聞かれたらどう答えますか?
若い方は特に
「そう思えない」という方が多いのではないでしょうか。

日本FP協会が全国の20歳~34歳の就業者を対象に実施した
「働く若者のくらしとお金に関する調査2017」によると、
先述の質問に「そう思わない」と答えた方が
過半数を超えて
おり、

また、
「成果を出せば、収入に反映される見込み・実感がある」
という質問には、
「そう思わない」と答えた方が63.9%

「収入・雇用の安定」について、
「不安がある」と答えた方が57.4%と、
仕事に対して悲観的に考えている若者が多い
ことがうかがえます。


こうした現状なので、
「将来の暮らしに不安を抱えている方」は多く、
全体で69.7%、契約・派遣の方に限っては84.7%と、
非常に多くの方が不安を抱えていることがわかります。


一方で、
「将来のくらしに安心している」方も
3割弱ですがいらっしゃいます。
不安に思う方と安心している方では、
生活習慣など何か違いはあるのでしょうか?
次回、詳しくみていきたいと思います