はじめまして。ユニバーサル財務総研代表の今村浩二です。
私がお客様の人生に寄り添う仕事に就いて25年以上が過ぎました。
2001年からは自らオフィスを運営するようになり、2003年には、ファイナンシャルプランナーの上級資格であるCFPを取得。また、金融機関に属さずに投資信託などの資産運用のアドバイスを行うことができるIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)としても活動しております。
現在は、女性のためのマネーセミナー「シアワセのマネーレシピ」をはじめ、女性に特化したマネープランや資産運用のアドバイスをご提供しております。
ここまで書くとファイナンシャルプランナーとして順調に歩んできたように思われるかもしれませんが、資格やキャリアだけで簡単に良いサービスがご提供できるような仕事ではないと、これまでの経験から痛感いたしました。

なぜ“女性のため”?
女性を対象としたマネーセミナーやFP相談は、私たちのところ以外にもたくさん存在します。
なぜ、私が女性に特化したお金のアドバイスを始めたのか。
そこには、あるお客様との会話とこれまでの経験が関係しています。
資格やキャリアだけで簡単に良いサービスがご提供できるわけではないと痛感したことにもつながる大切なお話なので、少し長くなりますがお付き合いください。

80代女性からのご相談
私がマネープランや資産運用のアドバイスを始めた頃は、性別に関係なく、ご年齢も様々な方とお話したりご相談をお受けしたりしておりました。
ご相談内容も幅広く、保険見直しなどの身近なものから、老後資金や年金づくり、相続や資産運用、投資信託など…。
そうしたご相談の中で80代前半のお客様から、お手元の老後資金で足りるかどうかのご相談をお受けしたときに「自信をもって大丈夫ですよ」とお答えしたところ、お客様は
「あんた、私があと10年やそこらで死ぬと思ってるやろ」と笑ってこう続けられました。
「元気だと、朝起きてご飯を食べたらおいしいと感じるし、友達とバス旅行に出かけたりなんかもして、あと10年で自分が死ぬなんて思わへん。20年30年生きたらどうしようって考えるんやで」と。
女性が積極的に人生を楽しむためには、これまでのライフプランコンサルティングで使われてきた「人生80年設計」でお金のことを考えていると、年齢を重ねるごとに窮屈な生活を強いられる機会が多いことに、お客様との会話で気づかされました。

女性の多くは「お金のことでモヤモヤしてる」
そのほかにも女性のお客様から、切実で実感を伴うご相談をたくさんいただきました。
「実家の父が亡くなってから、母の生活費が急に窮屈になるのをみて、自分も何となく不安になった」
「このまま結婚しないかもしれないし、将来のことは自分でなんとかしていきたい」
「預金や財形貯蓄に預けっぱなしはもったいないから何か始めたい」
「イデコやNISAがいいって聞くけどどうなの?」
「将来のために頑張って貯金してるけど、なにも老後のためだけに生きているわけじゃないし…旅行したりとか今の生活も本当はもっと楽しみたい」
「将来は快適な老人ホームに入りたいと思って調べてみたら、値段を見てビックリ!老後は年金だけで暮らせないわ」
など、女性は男性以上にお金のことでモヤモヤすることが多いのだと感じました。

女性の多くは「価値観がはっきりしている」
また、女性のお客様と接していて驚いたことは、男性と比べてもご自身の価値観をしっかり持たれている方が多いこと。
モノやサービスを購入するときも、価格や機能面の比較だけでなく、「自分や家族が幸せになるか」という基準で選んでいるように思います。
だから“女性のため”なんです
私の仕事は、お客様が「迎えたい未来」や「いまやりたいこと」を経済的な側面から実現のお手伝いをすることです。
しかしながら、お客様がご準備できるお金は無尽蔵ではありません。
それでも何とか、お客様の理想に限りなく近いカタチで叶えられるようお手伝いがしたい―。
「幸せになること」「人生を楽しむこと」に前向きな女性の力になりたい―。
そのために私は、ご面談時のヒアリングに時間をかけて、びっしりと書き込んだカルテを見ながら何度も仮説を立てます。
そしてお客様おひとりおひとりの性格も考慮してはじめて、「マネーレシピ(マネープラン)」が誕生します。

「丁寧に聞いてくれてよかった」その言葉が励み
そんな私がお客様からいただくお褒めの言葉の中で、とびきり嬉しいのは、「ここでは丁寧に話を聞いてくれたので来てよかったです」という言葉です。
私は早くに両親を亡くしているので、20代の前半から経済的なことは自分で決断しなければならなかったのですが、私に相談できる相手がいないことがわかると強引に話を進めてくる人もいて、とても嫌な思いをしたことがありました。
だからこそ、お客様のご年齢やお立場に関係なく「とにかく丁寧にお話を聞くこと」、それがファイナンシャルプランナーにとって一番大切なことと考えてご面談に臨んでいます。
あなたが普通に将来や今を楽しく安心して過ごしたいと考えておられるなら、一度お話を聞かせていただけませんか。
