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50代・持ち家ありの貯金額の目安は?老後資金と見直しポイントをわかりやすく解説

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更新日:2025.12.19

50代に入り、「このままの貯金で老後は大丈夫かな?」とふと不安になる方は少なくありません。とくに持ち家がある場合は、安心感がある一方で、住宅ローンの残りや修繕費など気になるポイントも出てきますよね。

本記事では、50代の平均的な貯金額の目安や、持ち家ならではのお金の不安、老後に向けた見直しポイントを整理して解説します。「将来に向けて何から手をつければ良いのか迷っている」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

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50代・持ち家ありの平均貯金額はいくらが目安?

50代の貯金額は、家族構成や住まいの状況、働き方によって大きく幅があります。持ち家がある場合でも、住宅ローンの残債や将来の修繕費をどの程度見込むかによって、必要な貯金額は変わってくるものです

まずは、公的統計のデータをもとに、一般的な50代の金融資産の目安を確認しながら、自分の状況と照らし合わせて考えていきましょう。

一般的な50代の金融資産保有額(持ち家の有無を問わない統計の活用)

2024年の家計調査(総務省)によると、50〜59歳(二人以上の世帯)の貯蓄額は平均1,798万円です。持ち家かどうかを問わない全体の平均値ですが、50代のおおよその貯蓄水準を知る参考になるでしょう。


また、負債現在高は729万円で、借入がある世帯も一定数みられます。貯蓄額の推移を見ると、近年は1,700万〜1,800万円台の範囲で推移しています。

  • 2019年:1,704万円
  • 2020年:1,703万円
  • 2021年:1,846万円
  • 2022年:1,828万円
  • 2023年:1,705万円

なお、これらの数値はあくまで平均であり、実際の貯蓄ペースは住宅ローンの負担、収入状況、家族構成などによって大きく変わります。全体の傾向を踏まえつつ、ご家庭の状況に合わせて判断することが重要です。

※出典:総務省統計局 家計調査報告書(貯蓄・負債編)2024年(令和6年)平均結果の概要(二人以上の世帯)

50代・持ち家ありの貯金額の目安は?老後資金と見直しポイントをわかりやすく解説

持ち家がある50代が抱えやすいお金の不安とは?

持ち家があることは、住まいの安定につながる一方で、50代はお金に関する不安が広がりやすい時期でもあります。

老後の生活費や住宅の修繕費、収入の変化など、将来に向けて見直したいポイントがいくつか出てくるためです。ここでは、特に意識されやすい代表的な不安を整理してみましょう。

老後の生活費

老後に必要な生活費は、家族構成や暮らしている地域によって変わります。夫婦で暮らすのか単身なのかによって日々の支出が変わるほか、物価や交通手段など地域の特徴によっても必要な費用は異なるでしょう。

また、持ち家の場合は家賃がかからない安心感がある一方で、固定資産税や光熱費などの支出は続くため、老後も一定の生活費を見込んでおくことが大切です。

住宅の修繕・リフォーム費用

持ち家の場合、老後に向けて考えておきたいのが住宅の修繕・リフォーム費用です。住宅は年数が経つほど劣化が進み、一般的に10〜20年ごとにまとまったメンテナンスが必要になることがあります。

外壁や屋根の補修、給湯器や水回り設備の交換など、生活に直結する部分の工事は費用が大きくなりやすい項目です。これらの支出は突然発生することもあるため、計画的に備えておくと家計への負担を抑えやすくなります。

働き方の変化による収入減

50代は、働き方や収入が変化しやすい時期です。役職定年や仕事内容の見直しによって収入が下がるケースがあるほか、体力面や家庭の事情から勤務時間を調整する人もいます。こうした変化が重なると、以前より貯蓄に回しにくくなることもあるでしょう。

将来の家計を見通すためには、今後の働き方の選択肢や収入の変動を踏まえておくことが大切です。

50代・持ち家ありの貯金額の目安は?老後資金と見直しポイントをわかりやすく解説

今の貯金で足りる?50代がまず確認すべきポイント

「このままの貯金で老後を迎えて大丈夫だろうか」と感じたときは、まず現在の家計状況を整理することが重要です。

住宅ローンの残債や老後の支出、将来見込める収入など、いくつかの項目を具体的に把握することで、必要な対策が見えやすくなります。ここでは、最初に確認しておきたいポイントを順に見ていきましょう。

住宅ローンの残債・完済時期をまず可視化する

老後の資金計画を考える際は、まず住宅ローンの残債と完済予定時期を確認しておきましょう。ローンがいつまで続くのかを把握しておくと、今後どれだけの支出が必要になるのかが具体的にイメージしやすくなります。

また、完済後にどの程度の住居費がかかるのかを整理しておくことも大切です。固定資産税や修繕費など、持ち家ならではの支出を含めて考えることで、老後の家計の見通しが立ちやすくなります。

老後に必要な支出項目を洗い出す

現在の家計だけでなく、老後にどんな支出が必要になるのかを整理しておくことも重要です。日々の生活費に加え、医療費や介護費、住まいの維持費など、年齢を重ねるほど増える可能性がある項目もあります。

あらかじめ必要な支出を洗い出しておくと、お金がどのタイミングで、どの程度必要になるのかを把握しやすくなり、将来の不足分を検討する際の基準づくりにもつながるでしょう。

将来の収入源を整理する

老後の資金計画では、どのような収入が見込めるのかを把握しておくことが欠かせません。まずは年金の見込み額を「ねんきん定期便」などで確認し、将来の収入の基礎をつかんでおくことが大切です。

あわせて、退職後にどの程度働く予定があるのかといった働き方も、収入源の一つとして整理しておくとよいでしょう。短時間勤務やパートなど別の形で働くケースもあります。

運用や保険の見直しも選択肢として考えられますが、いずれも無理のない範囲で検討することが重要です。収入の柱を事前に整理しておくことで、将来の家計をより具体的にイメージしやすくなります。

50代・持ち家ありの貯金額の目安は?老後資金と見直しポイントをわかりやすく解説

50代・持ち家ありの貯金を守るための見直しステップ

将来の安心につなげるためには、現在の家計状況を踏まえて「どこを見直すべきか」を順序立てて整理することが大切です。

固定費や住宅関連費の見直しから始め、老後の資金計画を試算し、必要に応じて資産形成や専門家への相談を検討するなど、段階を踏むことで負担なく進めやすくなるでしょう。ここでは、一般的に役立つとされる見直しのステップを紹介します。

① 固定費と住宅関連費の見直しから始める

家計を整える際は、まず固定費に目を向けることがひとつの方法です。通信費や保険料、サブスクなど、毎月かかる支出を見直すことで、家計にゆとりが生まれる場合があります。

持ち家の場合は、住宅関連費もあわせて確認しておきたい項目です。固定資産税や火災保険、将来的な修繕費など、見落としやすい費用が積み重なることもあるため、現在の契約内容や年間の支出を整理しておくと、老後に向けた資金計画が立てやすくなります。

② 老後キャッシュフローを試算して不足額を把握する

老後の生活を見通すには、将来の収入と支出を整理し、どれくらいの資金が必要になるのかを把握しておくことが重要です。年金額の目安や今後の生活費、住宅関連費などを一覧にまとめることで、老後のキャッシュフローをイメージしやすくなります。

試算をしてみると、「どの時期に資金が不足しやすいか」「どの程度備えておくと安心か」といったポイントが見えやすくなるため、必要な対策を考える際の参考になります。家計全体を整理するきっかけとしても活用できるステップです。

③ 無理のない範囲で資産形成・運用を検討する

将来の備えとして、預貯金だけでなく資産形成や運用を選択肢に入れておくケースもあります。つみたて投資や保険商品の活用など、方法はさまざまですが、どれも家計やリスク許容度に合わせて無理のない範囲で検討することが大切です。

また、特定の方法が必ず有利になるとは限らないため、自分に合った目的と期間を整理しておくと、判断しやすくなるでしょう。必要に応じて専門家の意見を聞くことで、自分では気づきにくい選択肢を確認できる場合もあります。

④ 専門家に相談してリスクと選択肢を整理する

家計や資産形成の課題は、一人で判断するのが難しい場合もあります。老後の収入や支出、リスクへの備えなど、整理すべきポイントが多いため、専門家に相談して第三者の視点を取り入れることも有効です。

相談の場では、家計の現状や将来の希望を踏まえて、考えられる選択肢を一緒に確認できます。将来に不安を感じている方は、まず無料相談やオンラインセミナーなどを活用し、気軽に情報を集めてみると良いでしょう。

50代の貯金額についてのよくある質問

50代の貯金や老後のお金について寄せられる疑問にお答えしています。気になる点を確認しながら、ご自身の状況に照らして参考にしてみてください。

Q1:持ち家があれば老後の生活費は少なくて済みますか?

A:住宅ローンの有無や修繕費の発生状況により大きく異なります。一般的に住居費は下がりますが、固定資産税やメンテナンス費は必要です。

Q2:50代からでも、老後の準備はできますか?

A:可能です。働き方・支出・住宅計画などの見直しで改善できる場合がありますが、状況により大きく異なるため専門家への相談が役立つことがあります。

Q3:老後に必要な資金はどのように計算すればよいですか?

A:「生活費の見積もり」「年金額の確認」「修繕費など大きな支出の整理」を組み合わせて試算します。一般的にはキャッシュフロー表の作成が用いられます。

Q4:持ち家の修繕費はどれくらい見込むべきですか?

A:築年数や構造により大きく異なります。一般的に10〜20年ごとにまとまった費用がかかることが多く、専門家への相談が参考になります。

50代・持ち家ありの貯金額の目安は?老後資金と見直しポイントをわかりやすく解説

50代の貯金額についてプロに相談しよう

ここまで、50代・持ち家ありの方が抱えやすいお金の不安や、老後に向けて確認したいポイントを解説しました。しかし、実際にご自身の家計に当てはめてみると、「どこから見直せばいいのか」「この判断で良いのか」と悩む場面も多いものです。そんなときは、専門家に相談し、第三者の視点を取り入れることで、将来の選択肢が整理しやすくなります。

当社では、女性のライフステージに合わせた資産運用や老後資金のご相談を承っています。将来に不安がある方も、まずは現在の状況や叶えたい暮らしを丁寧に伺い、その方に合った選択肢を一緒に整理していきます。資産運用を一方的にすすめるのではなく、「どんな未来を描きたいのか」に寄り添って計画づくりを進める点が特徴です。

また、経験豊富なファイナンシャルプランナーによる無料の個別相談もご用意しています。相続した資産の活かし方や、老後の費用をどう備えるかなど、気になることを気軽に相談できる場です。同じ悩みを持つ女性たちと学べる少人数制のマネーセミナーも定期的に開催していますので、情報収集の第一歩として活用してみるのも良いでしょう。

将来のお金について不安がある方は、一度プロに相談してみることで、新しい選択肢や気づきが得られるかもしれません。無料相談やセミナーはどなたでも参加できますので、気になる方はぜひお問い合わせください。