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元気な老後

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ぐんと秋は深まり、昼間でも肌寒い日が続いています
風邪には気をつけて下さいね
ところで、みなさん「健康寿命」ってご存知でしょうか

「健康寿命」とは・・健康上の問題がなく、日常生活を普通に
送ることができる状態での生存期間のこと。

介護を受けたり、寝たきりになったりせずに、健康で、自立して
日常生活を 送っていられる期間です。
誰でも、健康で会社勤めをしている若い時は、自分が将来、
周りの人に介護をされたり寝たきりになったりするなんて、
あまりピンときませんよね。

しかし、厚生労働省が2013年度に発表した最新のデータでは、

「健康寿命」

男性・・71.19歳
女性・・ 74.21歳 となっています。

平均寿命が男性80.21歳、女性86.61歳ですから、
男性なら、人生最後の9年間、女性なら12年間以上、
なんらかの健康上の不自由を感じながら生活する
期間があることになります。
12年ってとっても長い期間です

この期間はもちろん年金生活の方がほとんどでしょうし、
その経済的基盤の中での、精神的負担や介護や治療にかかる支出は
現役時代とは比べ物にならないほど、大きな負担となります。
将来のお金を考える時、特に「老後にはいくら必要か」
みなさん考えることは多いと思いますが、年をとってからの生活費は、
それまでと同じだけで済むとは限りません。
住宅ローンが終わったりお子さんにお金がかからなくなった分、
負担は軽くなる様に感じますが、その後にかかってくる
これらの負担増を意識する必要がありますね。

日本は「長寿大国」と言われています。
誰しも、最後を迎えるその日まで、元気でいたいと願うものですが、
なかなかそういうわけにもいかず、平均寿命と健康寿命の差がこんなにあると
リタイア後の経済的な不安はどうしても大きくなってしまいます。
政府が、健康寿命を伸ばす取り組みを始めています。

でも、老後を安心して過ごすには、経済的な安定以上に、
健康でいることがなにより大事
健康寿命を延ばすことができるよう、
日頃から食生活や運動を心掛けて下さいネ