2050年、現役世代は3500万人減少 高まる老後生活の自己責任意識
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こんにちは。スタッフの下村です。
先週末、夕ご飯を食べ終えてTVを見ながらダラダラしていたら、
“2050年代、現役世代はピーク時に比べ3500万人減少”と、
気になる内容の番組が始まって思わず見入ってしまいました
“2050年代には日本の人口が1億を切り、
生産年齢人口(15-64才)はピーク時に比べ3500万人減少する、
人類史上例のない「棺桶型」の人口ピラミッドになる。”
そうなった時の社会の担い手として
高齢者と外国人の労働力が期待されているということで、
その現場ルポとして、高齢者が働く介護施設などを取材していました。
“老老介護”という言葉をよく聞きますが、
実際に現場、それも仕事としてされているのを見ると、
「大変な世の中になったのだな」と思います。
番組によると、
「一億総活躍」が叫ばれる今、
労働者に占める高齢者の割合は12.4%で世界一、
会員数73万人・平均年齢72歳のシルバー人材センターでは
派遣労働が年5割のペースで拡大しているそうです。
高齢者になっても生活のため働かれている方々を見て、
「老後のことは自分でなんとかしないと」
という自己責任意識は、
今後益々高くなっていくのだろうな~
と複雑な気持ちになるとともに、
「そのためにできることを改めて考えてみよう」と思いました
仕事を通して「老後に備えることの大切さ」を学んでいても、
日々忙しく過ごしていると、老後は「遠い先のこと」として、
頭の片隅に追いやってしまいがちです
けれど、弊社のセミナーでもお伝えしているのですが、
「資産形成は早めに取り掛かることが重要」です
たとえば、
老後資金を65歳までに1000万円用意するとして、
金利1%の商品で運用する場合、
45歳から始めたら、毎月3万8,000円の積立てが必要です。
これを35歳から始めると、
毎月2万4,000円の積立てで済み、45歳から積立てるのに比べ、
約1.5万円も月々の金額が安くなります。
掛金の総額も、
45歳で、 3.8万円×20年間=912万円となるのに対し、
35歳だと、2.4万円×30年間=864万円と安く済みます。
「老後資金1000万円が、
月2万4,000円掛ければ用意できる」
と聞いたらできそうな気がしてきませんか?
千里の道も一歩から…少額でもコツコツと、
早期から着実に積立てていくことがポイントです