75歳以上の医療費、自己負担が1割から2割に?!
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財務省が4月25日、
75歳以上の医療費負担を「2割に引き上げる」よう提案した
とのニュースが流れ、
高齢者の負担が大きくなるかもしれないことに、
老後の不安を覚える方も少なくないと思います。
現在、医療費の自己負担割合は以下の通りになります。
69歳までは現役世代と同じ3割、
70~74歳は2割、とここまでは現在と変わりませんが、
75歳以上は現在1割のところを、財務省案は2割に引き上げています。
財務省は、医療保険制度を支える現役世代の数が減少する中、
現状の制度では重くなる現役世代の負担を、
後期高齢者の負担を増やすことで
世代間の公平性を図ろうとしていますが、
高齢者の負担増には反発も予想されます。
実現はまだ先のこととなりそうですが、
少子高齢化がすすむ中、
高齢者の負担が昔以上に大きくなることは
避けて通れないといえそうです。
弊社のお客さまの中にも、
ご自身の老後について考える時、
既にセカンドライフを過ごしている先輩方(両親など)の話を参考に
考えられている方もいらっしゃいますが、
昔ほど社会保障が手厚く受けられないなど、
昔と今ではとりまく環境が一変していて、
これまでの常識が通用しなくなっています!!
そこを理解したうえで、これからの時代に合わせて、
早めに自分で資産形成をしたり、
老後のプランを立てることが大切です。