将来、年金って本当にもらえるの?②
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ここ数日、とても厳しい寒さが続いていますね。春の訪れが待ち遠しいですね
さて、前回の「将来、年金って本当にもらえるの?①」の続きをお話させていただきたいと思います。
前回のお話を読んで
「まぁ、年金が全くもらえないわけじゃないことはわかったけど、でも今後は、
掛けた分以上にはもらえないでしょ~元がとれないならやっぱり損よね」
と思われた方もいるのでは
国民年金は公的年金ですから、当然時代にあわなくなれば、制度改正が行われます。
例えば2004年の改正では、国民年金保険料が2005年4月から毎年280円ずつ
引き上げられることになりましたが、同時に・・
①「2017年度に月額1万6900円で固定される」
②「基礎年金の国庫負担を1/3から1/2に引き上げる
(つまり、国民年金は全額保険料で運用されているのではなく、半分が税金で賄われています)
③「貯まっていた積立金をおよそ100年かけて取り崩しつつ年金給付にあてる」
以上が決まりました。
「年金保険料を払うくらいなら、個人年金で積立して、老後の生活費を賄った方が
得なんじゃない」
と言われる方もいます。
でも、国が破綻する可能性は、保険会社が破綻する可能性より低いでしょうし、
条件にもよりますが、
国民年金は8~9年
厚生年金は4~5年
の受給で、払った保険料を取り返す・・つまり元をとることも可能ですよ
次回は、「将来、年金って本当にもらえるの?③」です