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退職後の医療費の自己負担は?①

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退職はもちろん、生活の節目で、保険の見直しを
検討する方は多いのではないでしょうか。
弊社にも退職が目前になり、家計を見直す一環として
「保険見直し」のご依頼を多くいただきます。

●医療費が大幅にかかるのは60歳以降

退職を60代と考えると、医療費が本格的にかかるのはまさに、
退職後から。
なぜなら、一人の方が生まれてから亡くなるまでの
一生のうちにかかる医療費(生涯医療費といいます)は
総額約2700万円【厚生労働省・平成26年度】

(健康保険から給付される分も含む)と言われていますが、
じつに、そのうちの66%が60歳以降で掛かっているからです。
このように医療費の負担は増える一方で、収入の方はというと
すでに年金生活をしていて収入が限られているケースも
多いのではないかと思います。

昔、70歳以上の方の医療費は無料という時代がありました。
この時は、病気やケガに対して医療保険や貯蓄で備えたりする
必要は今ほどなかったと言えます。

現在はもちろん、高齢者についても医療費負担がありますが、
さらに2017年度より、団塊世代が後期高齢者になる
2025年を見据え、一定所得以上の方については、
70歳未満の人と同様に、収入に応じて負担が増える
仕組みが導入されました。

実際にどの様に医療費負担が増えるのか?

次回から、詳しくお話をしていきたいと思います。