子育て世代を取り巻く不安はいっぱい③
- 出産
ユニバーサルスタッフ鳥居です。
前回は、子育て世代を取り巻く不安として「子育て」に関わるお金の
お話をさせていただきましたが、
最後となる3回目は「雇用」に関するお話です。
「ブラック会社に勤めているんだが、
もう俺は限界かもしれない」
こんなタイトルの書籍が何年か前に流行し映画化もされました。
若い世代の方は、ご存知の方も多いかもしれません。
「ブラック企業」・・という言葉・概念が市民権を得て久しいですね。
2013年には流行語大賞ベスト10に選ばれました。
ブラック企業とは、従業員に対する過重労働の強要やサービス残業、
パワハラなどが問題視されている企業のこと。
就職活動をする大学生はもちろんですが、転職活動をする
20代~30代の若い世代が企業に公開してほしいデータの1位は
「離職率」だそうです。
私にも、大学生の息子がいますがやはり、就職後の働きについては
希望より不安が先行しているというイメージです。
特に、30代と言えば、子育て世代の方も多いと思いますので、
不安定な雇用は大きな不安となってのしかかります。
雇用に関する不安が大きくなると、正社員という立場に
しがみつこうとする傾向があると思いますが、すると少々厳しい労働条件であっても
我慢したり長時間労働やサービス残業にも歯をくいしばって働いてしまいますよね
仕事は人生の大半の時間を費やします。
どのように働くかで人生も大きく変わります。
自分の中で明確な目的や意思があれば問題ないですが、
人生を疲弊させてしまうとなると一度、立ち止まって考えることもよいかもしれません。
確かに正社員は処遇がよく、雇用が比較的安定しているので
家庭や人生のマネープランを考える上で有利である事は確かですね
ただ、家庭で一人の収入だけで年収500万円であるよりも2人に収入があり、
300万円と200万円の合計500万円である方が
リスク対策となり、税金面でも有利ですよね。
どのように働き、どのように収入を得て行くのか、パートナーと
よく話し合ってみる事が良いと思います。
また、「人生には想定外のアクシデントがつきもの」
というシンプルな事実を、私も含む多くの人が忘れがちで、
目を背けて備えを怠っています。
大企業であってもリストラがあります。雇用に関しては今後も不安定な状況が、
続きそうですが、どのように働くのか、どのように時間を使っていくのか。
他人と比較する事なく「自分」を軸に、生き方や備えを考えていけたらよいですね