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結婚をした方が、生活がラクになる?その②

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結婚をした方が、生活がラクになる?その①の続きです。

結婚をして扶養家族がいる場合、扶養控除の対象になり、収める所得税の額が減るというメリットがあります。

税金の控除対象になるのは、主に納税者と生計を一にしている高齢者や16歳以上23歳未満の子供で

所得が年間38万円以下の扶養家族です。

また妻が主婦(あるいは夫が主夫)の場合には、パートで収入を得ていても

年間の所得が103万円以下なら「所得税」がかかりません。

でもなぜ、「103万円」なんだか中途端な数字ですよね・・

でも、この数字にももちろんちゃんと根拠があります。(下記図参照)

給与所得控除(最低65万円)+配偶者控除(38万円)

このふたつを合わせた金額(103万円)が対象というわけです。

ちなみに「住民税」は、所得が100万円以下であればかかりません。

そのため、パートをする主婦の中には年間の所得が103万円で収まるよう勤務時間を

調整する人がいます。もちろん103万円ギリギリであれば、調整して所得税がかからないように

した方がお得とも言えるわけですが、配偶者控除は将来なくなる可能性も指摘されています

ですから、配偶者控除が受けられる範囲でパートに励むよりも、正社員として共働きを

する道を目指しながら、所得税を納めて、社会保険の保険料を払い(所得が年間130万円を超えたら扶養家族から

外れ、社会保険【健康保険、公的年金】の保険料を自分自身で払う必要があります。ただし、自営業の妻は関係ありません)

将来受けとる年金額を増やす働き方をしたほうが、「将来のゆとり」という点から考えると

メリットは大きいかもしれませんね