もしも・・失業したら?誰でももらえる?失業保険②
- 働く

梅雨入りしましたね。この季節、いつもお腹を壊しているマネレピ担当堀内です
さて、前回「もしも・・失業したら?誰でももらえる?失業保険①」にて、失業保険の概要についてお話しました。
今回は、実際に給付を受ける時の注意点についていくつかお話したいと思います。
円満退社を心掛ける
給付をしてもらうには、ハローワークに必要な書類
●離職票 ●印鑑 ●証明写真2枚
●雇用保険被保険者証 ●免許証または住民基本台帳カード
を持って行き手続きする必要があります。
特に離職票は、自主退社の場合、関係のもつれからもらうのに時間がかかる場合があります。
このようなことを防ぐためにも、できるだけ円満退社を心掛ける事がポイントです。
納税と年金の切り替えについて確認する
会社を退職すると、退職時には退職金(会社に制度がある場合)・失業保険・所得税として
毎月会社から天引きされていた額を受け取る事ができます。
しかし、一方で個人で手続きして支払わなくてはならないお金が発生します。
住民税・・退職時に給料から一括で支払うか、退職後に市区町村役所から送られてくる納付書で自分で納税する必要があります。
健康保険・・今までの制度を任意継続できますが、健康保険は支払額の半分は会社が負担しています。ですから、退職してから次の仕事が見つかるまでは、これまでの2倍の支払いになるということを覚えておきましょう。
国民年金・・再就職が決まるまで、毎月切れ目なく払い続ける義務があります。そのため、退職のタイミングで地元の役所で申請手続きをする必要があります。また、再就職が決まったら「厚生年金」に切り替える手続きをします。
所得税・・年が変わるまでに就職先が決まらなかった場合は、確定申告をして所得税を納税する義務もあります。
・・いかがでしょうか
こうしてみると、会社をやめるということは、お金の出入りも増え、自分でしなくてはならない手続きもずいぶんありますね。いざ、その時になって慌てたりしないように、最低限の知識を身につけておくのがいいかもしれませんよ
