もしも・・失業したら?誰でももらえる?失業保険①
- 働く
みなさま、少し前になりますが金環日食はご覧になりましたか?
私は、寝坊・・して見逃してしまいましたTVで「感動しました」「涙が出ました」
そんな感想を聞くたびに「え・・・そんなにも?・・」と悔しい思いをしています
最近、世の中いやなニュースが多くて暗い気分になりがちな中、こんな出来事は明るい気持ちになりますね
さて、この流れで、またまたちょっと明るい気持ちになりがたい話題に戻り恐縮ですが。。
正社員といえどもいつリストラされてもおかしくないこのご時世、勤めている会社の倒産やリストラ、
出来れば避けたいことですが、いつ何が起きるかわかりませんよね。
その他、転職や独立のため自ら会社を辞めるという可能性もありますね。
だからこそ、万が一に備え、失業した時のことについても、あらかじめ考えておく必要があるかもしれません。
「失業保険ってなに?」
転職活動をするなど自己都合で会社を辞めた時、または会社の倒産や経営上の問題など、会社都合による
リストラで会社を辞めたときに、一定期間保険金を受け取れるという制度です
会社の正社員であれば自動的に加入しており、毎月のお給料から「雇用保険」として天引きされているはずです。
フリーターの方であっても31日以上の雇用見込みがあることと、1週間あたりの所定労働時間が20時間以上
であること、このいずれかに該当していれば、加入することになります
「いくらもらえるの?」
失業したとき、1日あたりで支給される金額を「基本手当日額」と呼びます。
自己都合で退職した場合・・自分の働いた期間によって90日~150日分もらえます。
会社のリストラなど会社都合で退職した場合・・働いた期間と離職時の年齢によって90日~330日分もらえます。
「賃金日額って?」
給付される金額は、退社する月までの6カ月分の給料額によって決まります。それを180で割り、1日あたりの金額を算出したものを
呼びます賃金日額には上限があります。
例えば20代であれば、どれだけ高給取りであろうと1万2910円(2011年8月~)と定められています。
その賃金日額を定められた給付率(5割~8割)をかけた金額が基本手当日額としてもらえます
給付率は月収の少なかった人ほど高く、月収の高かった人ほど低めの率に設定されていて、支払い金額にあまり大きな差がでないように調整されています。
上限の1万2910円の場合、給付率が5割のため、1日当たり6455円が支給されます。
目安としては、月給が25万円程度であれば、日額の支給率が5000~6000円程度というところですね
ざっと失業保険についてお話しました。次回は、さらに「もしも・・失業したら?誰でももらえる?失業保険②」で注意点などについてもお話します