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【投資入門①】投資はお金持ちがやるもの?初心者こそ資産運用が必要なワケ

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あけましておめでとうございます。2019年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年最初のコラム、テーマは「資産運用」。その中でも最近お客様からの関心度が高い「投資」について、複数回にわたって取り上げます。昨年は少額からの投資を支援するつみたてNISAが開始されたこともあってか、お客様から投資についてご質問いただく機会が多く、セミナーでも「資産運用」「投資」についてお話するのですが、反響の大きさを感じます。当コラムも、読んでいただくと「資産運用」「投資」に対するイメージが変わると思います。

資産運用、興味はあるが行動に移せていない

当コラムを読んでくださっている方の中には「資産運用」に興味をお持ちで、「投資」など何らかのかたちで運用してみることを検討されている方が多いかと思いますが、なかなか行動に移すのが難しいと感じていらっしゃるのではないでしょうか。
実際、メットライフ生命が実施した「老後を変える全国47都道府県大調査」では、「資産運用意向あり」と半数近くの方が答えていますが、経験者は4割弱運用意向が最も高い30代に至っては、「資産運用意向あり」が6割近くにのぼるのに対し、経験者は3割に留まっています。

投資や資産運用はお金持ちがやるもの?

躊躇してしまうのには様々な要因が考えられますが、その1つに「投資や資産運用はお金持ちがやるもの」というイメージが根強いことが挙げられます。
前出のメットライフ生命の調査によると、「投資や資産運用は一部の人がやることで、誰もがやるべきものではない」という考え方に賛同する人は、保有資産500万円未満が54.9%、500~2,000万円未満が48.4%、2,000万円~8,000万円未満が40.5%、8,000万円以上が27.0%と、金融資産が少ない人ほど賛同する割合が高いという結果が出ています。

ですが、投資や資産運用は本来、資産の少ない人が老後の資産をつくり、リタイア後は資産寿命を伸ばすために行うものです。しかし現実は逆で、富裕な資産家が運用で資産を増やし、本来運用するべき人ができていません。そのため格差は広がる一方というのが実情です。

長引く低金利、減っていく年金、増えない給料、上昇する物価、増える老後の生活費。様々な事柄が昔と今では違い、預金だけでは老後の資産が足らない人が増え、長くなる老後に備えて資産運用の必要性は高まっています投資や資産運用はお金持ちだけの特別なものでなく、普通に生活する私たち誰にとっても必要なものなのです。

次回予告「興味があるけど踏み出せない!ジレンマを解消するには?」

そうは言っても、「難しそう」「失敗して損をしたくない」という思いが頭をかすめる、また日本では「お金は額に汗して稼ぐもので、不労所得は良くない」「資産はコツコツ貯金するもの」と考える人も多いと思います。ですが、投資商品を利用した資産運用が盛んに行われているアメリカでは、全く異なる価値観で運用が行われています次回は、日米の資産運用の違いを例にとりつつ、資産運用に対する苦手意識をやわらげ、一歩踏み出せるお話をしたいと思います

続きのお話

【投資入門②】投資に興味があるけど一歩踏み出せない!ジレンマを解消するには?

【投資入門③】資産が増える投資方法 ~その1 長期投資~