子育て世代の共働き女性いつまで働く?最適解を導き出すために必要な○○とは
- 共働き夫婦
- 働く
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- 出産
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Part2 アップしました!より具体的な内容になっています
子育て世代の共働き女性いつまで働く?Part2 最適解を導き出す前のチェック項目
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(タイトルに答えが出てしまっていますが…)
このページの目次
「共働きいつまで続ける?」ネットにあふれる共働き女性の声
男女平等といわれる社会になって、女性の生き方は多様な選択肢が考えられるようになってきました。その一方で選択肢が広がったことによって、「どうしたらいいのか?」悩むことも多くなったように思います。
私下村は未婚のアラサーなのですが結婚について考えるとき、その先にある結婚後の生活についてもあれこれと思いを巡らせては(かなりの心配性です)、ネットサーチしたり友人に話を聞いたりしています。
「仕事はできる限り続けたい。でも、出産したら子育てと両立してやっていけるかな…。」
こんな感じで悩んでいるのですが、同じように悩む女性が多いのか、ネットには「共働きいつまで続ける?」といった相談があふれています。実際、友人の話を聞いても「自分の仕事環境」「子育てに対する夫の理解度」など皆さまざまで、手探りしながら自分なりの最適解を模索していっているようです。
“いまを生きる働く世代の女性たち”の本音
「結婚、出産しても働き続けるか?」に対する答えは置かれている状況によって様々とふれましたが、NHKのサイトに子どもをもつ女性の様々なケースを紹介したものが掲載されていて、実情を知るのに役立ちました。以下はそこから抜粋したものです。
「子育てと仕事の両立ですごく大変そうだったので、自分には両方できる自信がなかった。
(でも)働いていたときは充実していたので、そういう生活が忘れられない。(3歳、1歳の子をもつ専業主婦)」
「仕事をすることによって人の役に立てる。
自分が必要とされている実感が持てるので、今は全然辞めることは考えていなくて、このまま仕事を続けていきたいと思っています。(2歳の子をもつ兼業主婦)」”
また、共働きの妻と子をもつ夫側の声も。
“「男女何も関係ない。
男性がこうあるべき、女性がこうあるべきというのは、そうやって型にはめて考えることはすごく無駄なこと。」
「自分だけの時間じゃない。子どものことだったり家内のことだったり当然あるので、いついつまでに仕事をしっかりしなきゃいけないという気持ちがより強くなったと思います。」
(NHK『クローズアップ現代』サイトより)
約半数の女性が出産を機に退職している
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国立社会保障・人口問題研究所調べ「第15回出生動向基本調査」によると、結婚後も就業を継続している女性が約7割なのに対し、そのうちの半数弱の女性が第1子出産後に退職しています。先述のNHKのサイトにも「子育てと仕事の両立ですごく大変そうだったので、自分には両立できる自信がなかった」と答えた女性の声が掲載されていましたが、「子育てと仕事の両立」を難しいと感じて専業主婦となる方が少なくないのかもしれません。
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先を見通せない不安
先日、こんな気になる本を見つけました。『働く女性に贈る27通の手紙』(小手鞠るい、望月衿子/著)という、アメリカ在住の小説家・小手鞠さんと、会社勤めを経てフリーになったライター・望月さんが、自らの経験を赤裸々に綴りながら「女の人生と仕事」について語り合った往復書簡をまとめた一冊です。その紹介の中に印象に残った言葉が。
女性が男性と同等に働くことが当たり前になってきた今日。女性の生き方は、結婚、出産などのライフイベントにより多様です。今後の生き方の参考にしたいと、自分と同じような境遇の人を探そうと思ってもなかなか出会えません。多くの女性たちの胸には、「10年後、20年後の私は、何(どんな仕事)をして過ごしているだろう…」と、先を見通したくても見えないことに対する、漠然とした不安や迷いがあるのではないでしょうか。
先述のNHKのサイトに掲載されている専門家のコメントにも、女性が出産後も仕事を続けていくためには「長期のキャリア展望を描く」ことが非常に重要とありました。以下はコメントの抜粋です。
(女性が)労働市場で過ごす時間っていうのが長くなっている。その間に、どうキャリアを自分なりに作っていくのか、それを考えていく必要があるかなと思いました。
目的地を見据えて正しいアプローチを
目的地が見えていないまま闇雲に動き出しても、目的地にはたどり着けません。「いつまで働くか」について考えるときも同じです。相談にお越しくださるお客様の話を詳しく聞いていくと、「夫だけの収入で生活のめどが立つなら退職しようかと考えているけど、今辞めて老後も生活していけるかわからないから迷っている」と打ち明けられます。そうやって悩まれているお客様は、「老後、月々いくらで生活していきたいか」「それにはいくら足りないか」といった老後の生活の見通しが立てられていません。だから、「いつまで働くか」判断ができず迷ってしまうことに。その状態から抜け出せるよう、「将来どんな自分でありたいか」を思い描いて、そこに向けて動き出してみませんか?興味を持たれた方は、弊社のマネーセミナーや無料個別相談を活用していただけたらと思います。