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自分にピッタリの医療保険の選び方~医療の現状を知ろう~

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健康上の不安や結婚などのライフスタイルの変化からもしものときのために医療保険への加入を考え始めた方、既に医療保険に加入しているけれど見直ししたいと思っている方など、医療保険を検討するきっかけは様々。

で・す・が、共通して大切なことは、「保険料と保障内容のバランスが自分に適しているか」見極めること。

安さを追求するあまり必要なものまで削ってしまい価値がないものになってしまったら、お金の無駄を省くつもりが結果的にお金の無駄使いになってしまうことも。
自分に適した保障内容を選ぶためにも、医療の現状について知っておきたいポイントをまとめました。

入院は誰にでも起こりうる身近な出来事

これまで特に大きな病気をすることもなく過ごしてこれたので、保険の必要性をあまり感じたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、これからお見せするデータを見ていただいたら過信するのは危険と分かっていただけるかと思います。ずっと健康でいられるとは限らないので健康なうちに、保障が一生途切れない医療保険を準備しておくと安心です。既に医療保険に加入されている方も、ご自身の加入されているものが、保障が一生途切れない医療保険<終身タイプ>なのか、一度確認されてみることをおすすめします。

過去5年間に入院した経験がある人の割合


平均14.8%(約7人に1人が入院経験ありと回答。年代が上がるほど入院する人も増えており、60歳代になると約5人に1人が過去5年間以内に入院しています。

平均寿命が延びている一方で、高齢になるほど入院する確率は増加傾向に


日本人の平均寿命は、平成7年から27年の20年間で、約5歳延びています。日本は世界の平均寿命ランキングで、男性81.1歳で第2位女性87.1歳で第1位と、世界的に見ても長寿大国です(出典:WHO 世界保険統計2018年版)。その一方で、入院する確率は60歳代から70・80歳代にかけて急激に上昇します。

入院日数の短期化

医療の進歩などにより入院日数の短期化が進むことで、日帰りや1泊といった短期入院でも10日分などのまとまった給付金が受け取れる短期入院保障の特則の需要が高まっています。

入院患者のうち、約3分の2が2週間以内に退院


「0~14 日」が67.0%、「15~30 日」16.2%、「1~3ヵ月」 12.6%、「3~6ヵ月」2.6%、「6ヵ月以上」1.6%と、入院期間の短期化が顕著です。

1~2週間の入院でも自己負担額は高額


個室を希望した際の差額ベッド代、食事代、衣類・日用品代、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)など、短期入院でも自己負担額は意外と高額で、平均して23.6万円との調査データがあります。

生活習慣病の入院は大きな負担となることも

偏った食事や運動不足、ストレスなどが原因でかかる生活習慣病。その予防法や治療法について取り上げたテレビ番組などもあり、気になっている方は多いと思います。どのくらい身近な病気なのか、その実態を知って今後の備えに活かしましょう。

「七大生活習慣病」で入院する患者は約3人に1人


がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患、肝硬変、慢性腎不全の七大生活習慣病で入院した患者は全体の30.5%を占めています。
三大疾病と呼ばれるがん、心疾患、脳血管疾患の患者数は、がん1,626人、心疾患1,729人、脳血管疾患1,179人にものぼります。

生活習慣病の入院は長期になることも


脳血管疾患89.5日、慢性腎不全62.9日、高血圧性疾患60.5日、糖尿病35.5日と、全傷病の平均31.9日に比べ、生活習慣病の入院は長期になりやすいことがうかがえます。

まとめ

短期入院に備えた保険や先進医療に手厚い保険が登場するなど、医療の現状にあわせて保険の内容も色々と進化しています。
ご相談にお越しくださるお客様の中には、随分前に医療保険に加入しているけれどその内容に足りない部分がないか、気になって弊社にたどり着いた方も多くいらっしゃいます。
医療保険には各社色々な特約(保障)が用意されており、様々な組み合わせが考えられます。
皆さんも「自分に必要な保障がどんなものなのか」考えてみてはいかがでしょうか。