【女性は要チェック!③】老後資金について考える前に
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そもそも老後資金って?
「老後」と言われると、ずっとずっと先の響きですよね。
老後って厳密にはいつからでしょうか。
一昔前は、現役を退く60代くらいからが老後、という
イメージだったと思いますが、今の60代の方は、お客様にも
たくさんいらっしゃいますが、「老後」なんて言葉はしっくりこない
くらい若い方が多いです。
それに、よくお客様からお聞きするのですが、雇用延長で70歳まで
働けるなど今は、生涯現役で働き続ける人も多いですし、
逆に早期退職をしたりと「老後」があいまいですが、
一般的には「老後資金」とは定年退職後に
必要となる資金と考えてよいと思います。
退職後の
①「毎日の生活費」「家賃」「医療費」「介護費」
②「住宅維持費」「冠婚葬祭費」
③「旅行やおつき合い・趣味のお金」
必要性の高い順で、このような感じでしょうか。
③お付き合い・趣味のお金は、健康寿命を延ばすことにもつながりますし、
豊かな生活を送るためにはあったほうがよいと言えると思います。
こういった諸々が「老後資金」として必要なお金になります。
老後資金が必要となるのは仕事をやめ収入がなくなってからの事なので、
それらを仕事をして収入があるうちに貯めておくか、定期的に受け取れる
ようなお金として準備する必要があります。
老後は何年あるの?
自分が何歳まで生きているかなんて誰にも分かりはしません。
でも、老後のお金について考えるときは当然「いつまで生きるか」を
仮定してプランを立てるケースが多いでしょう。
よく見かけるのが「平均寿命」を参考にするケース。
ですが、老後資金について考える時のデータとしては
これらはほとんどあてにならず、不適切です。
なぜ、不適切なのかといえば・・「平均寿命」というと一般的に
「人が生きることのできる平均的な年数」というイメージだと思います。
ですが、これは違います。
平均寿命=現在0歳の日本人がその後何年生きられるかの期待値
なんですね。
当然、老後資金について考える歳になっている人は、0歳からそれまでに
死亡するリスクを乗り越えてきているので、当然平均寿命より長く生きる
可能性が高くなります。
じゃあ、何を参考にしたらいいの!?それはまた次回に・・