マネーセミナー 個別相談
お役立ちコラム

column

★保険料節約の決め手は共済?!

  • 老後
  • マネーの基本
  • 貯蓄
  • 保険

こんにちは鳥居です。
本日は、とっても気温が高いですね。
基本的にスーツで、クールビズができない私たちにとって、
受難の季節がすぐそこまで来ているようです。 

さて、今回は、シングル女性の老後と相続の連載の合間に
みなさんに身近なちょっとしたお話をさせていただこうと思います。

弊社にご相談に来られるお客様の中には
「家計簿診断・家計見直し」「保険見直し」
ご希望される方もいらっしゃいます。

家計の中で固定費である月々の「保険料」って
結構痛かったりしますよね。
我が家も3人の息子がおり、教育費がすごいので、
できるだけ、固定費は下げたいという気持ちがあります。
長期間に渡って、負担しなくてはいけないものですからね。 

ご相談にこられるきっかけは、様々ですが、
マイホームを購入し、住宅ローンを組んだので、
できるだけ家計をスリム化したい
退職で年金生活になるので、保障の見直しや保険料を節約したい

という方は多いです。

ところで、 お客さまの保険を拝見させていただくと、
共済に入られている方が、かなり多いです。

共済って、どんなイメージがありますか?
保険より掛金が安いのに、保障内容は劣らない。
公的なところがやっているので安心。

こんなイメージの方が多いと思います。

「共済さえあれば、民間の医療保険は不要」 
という人もいます。

実際に、月額2,000円程度で入院1日につき1万円出たり、
1入院の保障期間も120日以上と手厚く、納得です。
これは、大きなメリットですよね

一方で、デメリット。
保険に係わらず、何にでも言えることですが、
その価格にはそれなりの理由があります。
それは・・
「年を取ると、掛金はそのままで保障のみが先細りしていく」
という点。
実際に、共済から民間の医療保険に切り替えしたいと相談にくる方は、
ほとんどこれが理由ですが、 商品によっては、先細りどころか、
保障そのものがなくなるものもあります。

60歳を越えた時点で、保障がグレードダウンしたり、
65歳以降には5年ごとに保障は減っていくなどパターンはありますが・・。

高齢なると、病院にかかる可能性はぐんと上がりますので、
保障額が減るのはまだ理解できるとしても、若者も老人も掛金が変わらない
ということは、若者が多く負担していることになり、
その点では医療保険の方が合理的といえます。

でも、「老後に医療保障はいらないし、
老後の医療費は保険に頼らなくてもいいようにそれまでに貯金するわ~」

または、それだけの十分な貯蓄がある。
という人は、共済は向いていると思います。

では、逆に老後に保障がなくなったり先細りすると困る人、
つまり共済が向いていない人は、どんな人かと言えば・・

貯蓄が十分にない人

これに尽きます。
介護状態や長期入院に対応できる貯蓄がない人は、
不向きと言えます。

それでもみなさん、老後に向けてはできるだけ
貯蓄しようと思っていると思いますが、 先のことはわかりませんので、
共済の一点買いはキケンといえると思います。

「それなら、共済は定期だけじゃなくて、
終身保障(亡くなるまで保障が切れないもの)も販売しているから、
それに入ればいいわ」という声もあります。

それは、確かにその通り。

でも、そうすると・・

続きはまた次回