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「退職金のジョーシキ、非ジョーシキ」

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ひと昔前によくあった会話です。

『何とか定年まで勤め上げれば、あとは何とかなるから』

みなさまも、そんな風に考えておられませんか

完全に間違っている訳ではありませんが、このひと昔前の常識がそのまま、我が家の常識となるためには2つの条件をクリアする必要があるのをご存知ですか

「この条件をクリアできないと、最終的には女性のセカンドライフに大きな影響を与えます」

その条件とは・・

住宅ローンが退職前に終わっている

退職時までに、お子様全員、教育費がかからない状態になっている(大学等を卒業している)

この2つのミッションをクリアする必要があります。

『なんで、これが常識と非常識の分かれ道になるの~?」

それは、ご家庭を取り巻く3つの条件が変わってしまったからなのです。

晩婚化⇒ライフスタイルや働き方が多様化した結果、女性の結婚年齢が変わってきました。

それを裏付けるこんなデータがあります。

30歳~34歳⇒33.3%   35歳~39歳⇒22.4%   40歳~44歳⇒16.6%

これ、未婚率なんです。

どの世代でも、最近は結婚していない方が増えつつあります。

結婚が遅くなったことで、お子様が大きくなる頃にはご主人様が定年の大ピンチってことのもなりかねません。

昇給⇒最近は、気前よく昇給する会社って少ないものです。

ボーナスだってなかなか増えないと感じておられる方は少なくありません。

それなのに、大好きなパスタや朝食に欠かせないマーガリンが値上げしたり・・

おまけに、税金や社会保険まで増えてしまうと・・・

10年前と比べると給与所得者の平均年収は約60万円も下がったそうです

前年と比べても23.7万円も減ったそうです

ちなみに2011年現在の平均年収は406万円となっています。

これではなかなか貯められませんよね

金利⇒あまりにも低くて、ゆうちょ銀行の定額貯金を3年以上預けても0.04%しかないんだって・・

これでは頑張って貯金をしても、なかなか虎の子は育ってくれませんね。

でも、少し前までの日本の一般的な家庭はこんな感じでした。

結婚適齢期なんて言葉があり、就職して2、3年経ったら結婚して、そして待望のBabyが生まれて、念願のマイホーム

パパが毎日、マジメに頑張ってくれたおかげで毎年4月にはしっかりお給料も上がっていくし、ボーナスも増えていく!

貯金したお金は10年も預けていれば2倍に増えて、子育てが終わった頃にはある程度の蓄えもできて、あとは退職金をもらえば年金だって十分な金額だし、リッチに楽しく暮らせそう

今とはずいぶん違いますよね・・・

現在は先ほどのの3つの環境が昔とは大きく変わったので、退職金が蓄えに回らず、教育費や住宅ローンで消えてしまうつまりは、ゆとりではなく現役時代の『清算』に使われていることが多いんです。

これでは、アノことが心配になります。

アノこと。そうです。『老後』

せっかく、自由な時間があるセカンドライフが・・・