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【FP相談事例12】銀行から個人年金保険を勧められている女性のセカンドオピニオン

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当連載コラムでは、女性専門のFPオフィスとして、神戸を拠点に活動している弊社の無料個別相談を利用してくださったお客様を“マネレピさん”とお呼びして、ご相談内容と弊社からのご提案をご紹介しています。

第12回目は、銀行から勧められた金融商品について、セカンドオピニオンを求めて相談に訪れた40代独身女性のお話です。

まとまった額の貯蓄をお持ちの方の中には、銀行から資産運用の提案を受けて迷っているという方がいらっしゃいます。
そしてセカンドオピニオンを求めて弊社の無料個別相談をご利用くださるのですが、1つ残念に思うことがあります。
それは、お客様に案内をした担当者が、金融商品の“商品情報”しかお届けできていないこと。
お客様に適したマネープランとして成立していないということが往々にしてあります。
対して、私たちがお客様に適したマネープランを提案するために、どのようなアプローチをしているのか、銀行から個人年金保険の提案を受けたお客様を例にご紹介します。

⇒前回のマネレピさん『「子どもはまだ小学生」老後資金の準備期間が短くて焦る40代ご夫婦』のお話はこちら

マネーレシピ

今回のマネレピさん

銀行の普通預金にまとまった額の貯蓄をお持ちで、預け先の銀行から一時払いの個人年金保険を勧められて迷っているというS様(40歳)。
勧められている個人年金保険は、外貨建てで満期が10年のもの。
あまりガツガツ働かずにペースダウンしたいと考えていらっしゃいます。

納得できる選択のために必要なこと

勧められている個人年金保険の満期が10年である一方で、S様のご年齢だと10年後はまだ年金が必要でないことから、S様の環境とマネープランとの間にミスマッチが起きています
恐らく銀行は、S様がおっしゃった「年金」という言葉に反応してのご提案だったのではないか、そして10年という満期期間についても根拠はなく「まずは10年」というものだったのではないかと推察しました。

納得できる選択のためには、セカンドライフにおいて収入の中心となる公的年金を計算し、不足額を把握した上でのアプローチが必要です。
そして、お客様の環境やご希望を落とし込んだマネープランを作成することが求められます

お金を増やすだけじゃない!夢・目標を叶える資産管理法

ヒアリングを通して分かったご希望

・美容、整体など身体のケアを定期的に続けたい
・フラワーアレンジメントや海外旅行を楽しみたい
・セカンドライフにおいて、生活費月額25万円の確保

~ご希望の実現のため~ マネレピからの提案

ワークスタイルに対するS様のご意向が分かったので、「55歳でリタイアされた場合」「60歳でリタイアされた場合」を想定して年金計算し、不足額にアプローチできるマネープランをご案内いたしました。

また、資産の増大を図るために「外貨建ては有効」ということ、銀行のご提案(満期10年)のように期限がある預け方をすると為替リスクへの対処が限られてしまうことをお伝えしました。
為替リスクとは、円と外国の為替相場の変動によって外貨建て資産の価値が変動する可能性のことをいい、円高になると円で受け取る際の金額が少なくなります。
これに対処するには、マネープランを作成する際にコツが必要です。

S様からは、「お手元に置いておくお金」と「セカンドライフのためのお金」が可視化されたことで、あとは自由にお給料を使っても将来が安心できること、趣味や楽しみの支出も考慮されたマネープランであることを喜んでいただきました。

~マネープランを採用していただいて~ お客様の声

この度は色々とありがとうございました。
また困った時にはご相談にのっていただきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。

~ずっと身近に、ずっと安心を~ その後のお付き合い

叶えたい暮らしに向かって踏み出したお客様の思いを大切に、私たちはマネープラン実行後のフォローも行っています。
複数社にわたるご契約の一括管理や、ご住所などの各種変更のお手続き、手作りのニュースレター「くまちゃん通信」のお届けと、その内容は様々です。

日々生活していると、色々な場面でお金に関する気になる事が出てくることと思います。
そんな時に私たちを思い出していただければ幸いです。

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