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独身女性「老後資金いくら必要?どう準備する?」FPが解説

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こんにちは。株式会社ユニバーサル財務総研代表の今村浩二です。
私はファイナンシャルプランナーとして、神戸・大阪を中心に、女性のお客様の貯蓄プランを考えたり、資産運用や保険選びのアドバイスをする活動をしています。

自分の好きなことにお金と時間を使える独身生活。
自由で快適な暮らしを楽しまれている独身女性は、たくさんいらっしゃることと思います。

それでも、先のことを考えると独身生活に不安を感じることも…。

中でも独身女性にとって心配なのは老後のお金のこと

そうした揺れる気持ちに寄り添いながら私たちは、「老後も幸せに暮らしたい」というお客様の願いを叶えるマネープランをつくり、サポートしています。

このコラムは、
「老後資金はいくら必要?」
「老後が心配だけど、何から始めればいいかわからない」
「このままひとりでも大丈夫なマネープランを考えたい」
「お金は普通預金・財形貯蓄に預けっぱなし」
「貯金を活かして資産運用を始めたい」
という独身女性
に向けて、必要な老後資金額や、貯蓄、資産運用の仕方をまとめたものです。
このコラムをお役立ていただけましたら幸いです。

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独身女性の老後資金、目安は約3000万円

老後は2000万円の貯金がいるとか、老後の資金不足がニュースになりました。
もっと多く必要だという意見もありますが、本当のところどうなんでしょうか?

私が主催し講師を務めるマネーセミナーでは、ライフスタイル別に目安となる金額を紹介しています。
「もし独身として一生過ごすなら、このくらい貯めておくとゆとりのある生活が送れる」
その目安となる金額として、独身女性に必要な老後資金は約3000万円と案内しています。

独身女性がゆとりのある老後生活を送るには月額約25万円が必要

この、3000万円という老後資金額はどうやって出しているのか?私のプランニングはこうです。

“ゆとりのある”というのがポイントです。
最低限生活するのにこれだけあれば大丈夫と考えられる金額にプラスして、旅行や趣味を楽しんだり、人とのお付き合いや生活の充実をはかるためのお金も含んでいます

ゆとりのある老後生活を送るために必要な費用の目安は、月額約25万円(※1)。
90歳まで生きるとして、年金を受け取る65歳からの25年間の費用の合計は、
月額約25万円×12ヶ月×25年間=7,500万円です。
この7,500万円から、25年間の公的年金受取額を引きます。
公的年金受取額は月額約15万円(※2)。なので
7500万円-(月額約15万円×12ヶ月×25年間)=約3000万円を、独身女性の老後資金の目安として伝えています。

なぜ90歳までなの?と思われたかもしれません。
実は、一番多くの女性が亡くなっている年齢が92歳なんです(※3)。
そして、2人に1人が90歳を迎えています(※4)。

将来の生活設計は最短でも90歳までを目安に立てましょう

自分にとっての老後資金額を計算する方法

生活するのに月25万円いると聞いて、どう感じましたか?

「私はもうちょっと少なくてもいいかな」
「足りないからもっと欲しい」
感じ方はいろいろだと思います。
年金も、かけている年数やお給料によって、受け取れる金額は変わります。

自分にとっての老後資金額を知るにはどうしたらいいでしょうか?

「ねんきん定期便」があれば、あなたの加入実績に応じた年金額がわかります。
注意したいのは、50歳未満だと、60歳までかけ続けた場合の年金額は自分で計算しなければならないこと。
私たちのところでは、ご年齢に関係なく、かけ続けた場合の年金額がわかります。

老後資金いくら必要?自分の年金額を知る方法

独身女性と既婚女性で老後準備の仕方は違うの?

老後に向けてこのくらい準備したらいいっていうのはわかったけど…
そもそも、独身女性と既婚女性で老後の準備の仕方って何か違うの?
気になるところかと思います。
2章では、独身女性と既婚女性で老後の準備に違いはあるのか解説します。

結婚していても老後は“おひとりさま設計”

「結婚していても、していなくても、老後は“おひとりさま設計”で」
私がお客様にそう伝えているのは、女性が男性よりも一般的に長生きだからです。

2人のときはゆとりがある公的年金額も、夫に先立たれて1人になると、受取額は下がります。
でも、それを意識できている女性は私の知る限りではいません。
お客様は皆さん、私のコンサルティングを通して気づかれます。

対して単身のお客様は、「ひとりでも大丈夫なように」とご相談の前から意識されています。
「この意識の高さの違いが、“最終的なゆとり”の差につながることもある」
と感じています。

結婚してからマネープランをつくるほうがいい?

「結婚するとなったら色々とお金もいるかもだし…。」
あなたがもし、マネープランをもつことを先のばしにしているとしたら、お金をふやす大事な機会を逃してしまっています。
資産運用は、時間をかけることが大きな成果を生みます。

なぜ時間をかけることが大事なのか、詳しくは5章で後述します。

結婚したらやり直し?損したりしない?という心配もあるかもしれません。
でも、私がマネープランをつくるときは、“結婚の足かせ”となるようなプランは採用しません。
実際は、調整を加えたりしながらご結婚後も続けていかれます。

さらに、結婚前からマネープランをもつことで心のゆとりが生まれることも。
その後、「結婚しました」と嬉しいご報告をいただくこともあります。

金額だけでは語れない、独身女性の老後の豊かさの真実

ファイナンシャルプランニングにおいて、数字を把握することは大切です。
でもそれ以上にお客様が解決されたがっていることがあると、会話をしていて感じます。

「実際その状況に置かれたとき、どんな不安を感じるのか知りたい」
そんな風に気持ちの面でも準備、心構えをしたいと思っていると感じます。

3章では、数字だけでは語れない、見えにくい・気づきにくい“独身女性の老後の豊かさの真実”について話をします。

退職するまで気づかない老後の生活設計の落とし穴

プロの手を借りずに老後の生活設計を立てると、セカンドライフを送るときになって「こんなはずじゃなかった」と困ってしまうことが
何だと思いますか?
キーワードは「全部は使えない」「年をとっても同じ」です。

「老後の収支をまとめてみたので見ていただけますか」
お客様ご自身で作成された収支表へのアドバイスを求められることが時々あります。
作成された収支表は、きちんと収入内に支出がおさまっているもの。
でも本当は、支出がはみ出してしまっています。
おさまっているのに、おさまっていない。
どういうことかと言うと、お客様の収支表には支出の箇所に社会保険料や所得税・住民税の記載がありませんでした。
収入は全部、消費にあてられるかと思いきや、全部は使えないのです。
社会保険料や所得税・住民税が引かれます。
これを非消費支出と言います。

「年をとったらそんなにお金は使わないと思う」
というのもよく聞くお話です。
収入に合わせて現役のころより生活をスケールダウンすれば暮らせるんじゃないかと。
でも、女性の場合、老後は社会人になってからの年数の半分近くを占めます。
できれば我慢せずストレスを感じずにやりたいことをしたいものです。

既にセカンドライフを過ごされているお客様にうかがうと、「年をとっても同じ」か「赤字だ」とおっしゃる方も。
若いころは気にならない医療費の負担も、一生涯でかかる医療費の約65%が60歳以降に集中しています(※5)。

公的年金の本当の実力

公的年金は老後の生活を支える大事な柱です。
だから、年をとり物の値段が上がっても今と同じ暮らしができるようにお金がもらえる制度になっています。
でも、少子高齢化が急に進んだことで、受け手と支え手の負担がアンバランスに…。
そこで公的年金には、本当であればお給料やモノの値段が上がれば増えていく年金額を抑えることで、受け手と支え手のバランスをとる仕組みが導入されました
この仕組みを「マクロ経済スライド」と言います。

お給料やモノの値段が上がっても、年金額はそこまで増えない。
そうなると、「所得代替率」も下がります。
所得代替率とは、年金で現役世代の手取り収入額(ボーナス込)の何%をカバーできるかを出したもの。
公的年金の実力を見るバロメーターとも言えます。

減っていくこわさ

「ファイナンシャルプランニングは数字だけでは語れない」と、お客様から気づかされることもあります。
その中でも私の印象に残っているエピソードを紹介します。

AさんとBさん、お二人が60代の頃からお世話になっているシングル女性です。
Aさんは5000万円、Bさんは3000万円を貯めてセカンドライフをスタートしました。
80歳を手前にしたときに、
Aさんは5000万円から3000万円に
Bさんは3000万円から2000万円に減っていました。
AさんとBさん、どちらがより心の余裕がなくなっていると思いますか?

手元に残っている金額をくらべたらBさんと思われるかもしれません。
でも実はAさんのほうがこのときの不安感は強くなっています。
理由はAさんのほうがBさんより減った額が大きいから。
残っている資産額の大小以上に、「こんなに使ってしまって、この先大丈夫だろうか」という恐怖が、未来を不安なものにします。

マネープランをもつことの重要性

3章で触れた、セカンドライフで見落とされがちなことや不安に感じることは、マネープランをもち、それに沿って老後資金を準備していくことで解消できます。
4章では、マネープランをもつことで得られる“4つの安心”について話をします。

“今と同じ暮らしができる”という安心

将来も変わらず今と同じように暮らせることを、ファイナンシャルプランニングの世界では「購買力を維持する・アップさせる」という表現をします。
たとえば、あなたが今、月に一度の外食を楽しみにしているとしたら、リタイア後もお気に入りのお店で食事ができること。

これって「当たり前のこと」と思われるかもしれません。
でも実はとても難しいんです。

モノの値段が上がったり、人口が減る中で世の中の仕組みを支える人(税金を払う人)が減って消費税などの支出が増えたり、使えるお金は今より減少します。
この先も“当たり前の日常”を続けていくには、こうしたハードルに対応できるかたちでお金をもっておく必要があります

そのかたちは人それぞれ。
ご状況やご希望など、いろいろなお話をうかがったうえでつくるオリジナルのマネープランでこそ対応できると私は考えています。

毎年いくらもらえる”という安心

貯蓄をかたまりでもっていると、使う度にどんどんお金が減っていくことに不安を感じます。
「60歳から70歳まで毎年5万円受け取る」
といった感じに、貯蓄はわけてもつこと。
毎年いくらもらえるという安心を、最短でも90歳くらいまでは確保できるマネープランをつくりましょう。

“今を楽しめる”という安心

マネープランをもつと、未来だけでなく“今”にも良い影響が出ます。
「貯蓄をしていても不安」
「お金を使ったことに罪悪感を感じて楽しめない」
と感じていたお客様も、マネープランをもつと変わります。

「将来のもやもやした不安が軽減しました」
「今までボンヤリしていた老後のプランが明確になりスッキリしました」
「老後の心配をするようになったかとちょっと寂しい気もします。でも人生で一番楽しい時間にしたいと思います」
そんな風に、発される言葉に前向きさを感じます。

中でも独身女性は、将来に対する漠然とした不安がマネープランをつくることで軽減され、心にゆとりが生まれるとともに、日々の暮らしに集中できるようになり、そうした好循環が良縁を招いたというケースも珍しくありません。

「不安は見えないから不安なのであって、見えるようにすれば不安じゃない」
マネープランをつくるというのは、将来に必要な金額を“見える化”してゴールから埋めていく作業です。

このことを私は、“人生の逆算”と伝えています。
また弊社では、それを“わかった”で終わらせずに“できた”に変える、マネープランご実行の体制も整えています。

“選択できる”という安心

お金があることで得られるものは、物質的な豊かさはもちろんですが、それ以上に「選択の自由」だと私は考えています。
実際、所得や学歴より「選択の自由」が私たちに幸福感を与えているということが、神戸大学の研究でも明らかにされています(※6)。
達成感や自尊心により幸福感が高まると考えられているそうですが、これってマネープランにも言えることかなと思っています。

何かを達成しようと思ったときって、計画を立てて進めていくと思います。
マネープランをもつと、「あんなこともできる」「こんなこともできる」と選択肢が増えていきます。
もしノープランで成り行きまかせにしていたら、そのとき持っているお金のサイズに合わせて選択していくしかありません。
これって非常に窮屈な状態だと思いませんか?

老後資金を準備する~資産運用のポイント~

「老後資金の準備にはマネープランをつくって実行することが必要」
それは分かったけど、具体的に何をするの?
ひとことで言うと「お金に働いてもらうこと(資産運用)」です。
5章では、資産運用をしていくにあたっておさえていただきたいポイントについて話をします。

なぜ資産運用が必要なの?

『21世紀の資本』(トマ・ピケティ/2014年和訳)という、世界で300万部以上売れた経済書があります。
18世紀から現在までのヨーロッパを中心とした膨大な経済に関するデータを分析した、格差について書かれた本です。

この中で注目すべきは、「資本収益>経済成長」という法則
ここで登場する「資本収益」は株式や債券、不動産などの資産からの収益です。
なので「資本収益」は「資産運用」を、対して「経済成長」は「お給料」をイメージしてください。
お勤め先の会社の利益が上がらず厳しい経営状態の時にお給料は増えませんよね。

この法則、数値で見るとその凄さがわかります。
「資本収益」5%>「経済成長」1~2%
お給料が増加していくスピードよりも、資産運用などで資産が増加していくスピードのほうがこんなに早い

資産運用は「お金が働いてくれることで、今あなたができることと、望む将来とのギャップを埋めてくれる」ものなんです。

資産運用に知識と経験、センスは必要ない

資産運用って何だか難しそう…まずは勉強してから…と考える女性は結構います。

取り組み方によっては人生を左右するかもしれないお金のこと、あわせて、それほど身近にないからよくわからない資産運用となると身構えてしまう気持ちもわかります。

それでも私は、「資産運用を始める前にしっかりと勉強の時間をとるよりも、信頼できるアドバイザーを見つけてまずは行動することが大切です」とお客様には伝えています。
なぜなら、資産運用において大切な資源は何よりも「時間」だからです。

時間とお金の関係において、「増殖機能」という大事な機能があります。
たとえば、銀行にお金を預けると利息をもらえますよね。
この利息は、あなたがお金を預けていた時間への対価です。
あなたにとっては今すぐ必要ないお金でも、そのお金を今すぐ必要とする企業や個人がいます。
そうした人たちにお金を貸した“お返し”が、利息としてあなたの元に戻ってきます。

そして、時間をかけるほどに雪だるま式に増える利息のことを「複利」と言います。
複利は得られた利息を元金に組み入れて増えていくため、利息を元金に組み入れない単利よりも、大きくお金を増やすことができます。
下の表を見ていただくと一目瞭然です。

信頼できるアドバイザーとは

“信頼できる”アドバイザーはどうやって見分けたらいいの?

たとえばあなたが資産運用を始めようと銀行や証券会社などの金融機関をたずねたとき、どんな風に担当者に相談しますか?
①「数年でお金が倍になるようなプランはないですか」
②「将来のために資産運用をしたいのですが、何かいいプランはないですか」

恐らく②の長期的な運用を相談されることと思います。

でも、返ってくる答えは短期的な運用であることが多いんです。
短期的な運用というのは、価格変動の予測を当てることで利益を得ようとする行為です
FXとか仮想通貨(暗号資産)とか。
この行為は「投機」と呼ばれ、資産運用の世界では博打やギャンブルのようなものです。
株式や債券、投資信託なんかも、価格変動の予測を当てるスタンスで運用をするなら、それは投機です。

長期的な運用を望んでいるのに、担当者からは短期的な運用を提案される。
なぜこんなミスマッチがおきるのでしょうか?
お客様との会話から、銀行や証券会社などの金融機関に責任があると感じています。
「すぐ使わないまとまったお金があるなら、とりあえずこれいかがですか?」
提案されているプランに「なぜこのプランが必要か」の根拠がなく、金融商品や保険の“商品情報”しかお届けできていないケースが多いということです。

お客様にとって「なぜこのプランが必要か」というのは、いろいろなお話をうかがった上でないと判断ができません。
だから、一般論ではなくご家庭ごとのオリジナルなプランしか存在しないと考えます。
提案されたマネープランが、あなたの希望や現状といったパーソナルな情報を反映させたものになっているか、信頼できるアドバイザーはそうやって見極めていただきたいと思います。

女性のためのマネーセミナー

ご相談事例

最後に、マネープランを実行されたお客様の声を紹介したいと思います。

【ケース1】40歳を迎えて将来のことを考えるようになったU様

「今までお金について考えるきっかけがなかった」というU様。
結婚や出産、住宅購入などのライフイベントがないと、お金について考える機会があったとしても、貯蓄のその先を考えるリアリティーは持ちにくいのだと。
ファイナンシャルプランナーという仕事柄、社会人生活が長くなれば自然と将来を踏まえた貯蓄をするものと思っていた私にとって、「お客様は必ずしもそうじゃない」と気づかせていただいたご相談でした。

~お客様のご感想~
セミナーは、長期で資産運用を考えることの重要性を知れたりと、わかりやすかったです。
今年になって、将来のお金のことで何か具体的にやっていけることはないかと不安に感じていたので、貴重な機会をいただけたように思います。
何もやらないと現状は変わらないですもんね。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

【ケース2】思うようにお金がふえず、老後を諦め気味だったN様

「年収が高くなく貯蓄のスタートも遅かったので、老後はいつか破綻するかも」と心配されていたN様。
預貯金の利息の低さから「もうちょっと運用できないかな」と考えられるように。
増えない貯蓄では将来への希望が持てず、いま頑張っていらっしゃる貯蓄も節約を強いられて苦しかったり、やりがいのないものに感じられるということを、お客様から教わったご相談でした。

~お客様のご感想~
セミナーを聞きながら、私なんか大したことできないんだろうなぁ~と考えていました。
でもこれ(セミナーの内容)は一般論なので、やっぱり個別相談を受けて話を聞いてみようかなって。
もっと節約をして貯金をふやすよう言われるのかと思っていたけど、とても元気が出るプランを紹介してもらえました。
一生懸命仕事をしている間もお金が働いてくれるって考えるだけで励みになります。
心配事をわずかな会話の中からピックアップしてくれたので、とても感動しました。

【出典】
※1:生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査」ゆとりある老後生活費より、夫婦2人の場合の金額(平均約35万円)の7割と仮定
※2:厚生労働省「平成27年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」厚生年金保険(第1号)受給権者65歳
※3,4:厚生労働省「令和元年簡易生命表の概況」
※5:厚生労働省「生涯医療費 統計表一覧<年次報告>平成29年度」
※6:日本経済新聞『「選択の自由」が幸福感に 神戸大2万人調査』

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