家計簿は面倒くさい!忙しい人でも簡単にできる家計管理
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こんにちは、スタッフの下村です。
GWは楽しい予定がたくさんあって、財布の口は締まりそうになく、休みが明けたらちょっとずつ締めていこうと思っている今日この頃(笑)。
家計管理と言えば「家計簿」のイメージが強いかと思いますが、
皆さんは家計簿をつけていますか?
「仕事に家事に忙しくて、家計簿をつける時間がとれない」
「家計簿をつけるぞ!と意気込んで始めたものの、面倒くさくて挫折してしまった」
という方が結構いらっしゃると思います。
忙しいし面倒くさい!
そう思っていてもお金を貯めるためには家計管理が必要…。
だから家計簿をつけなきゃ…。
こんな風に葛藤しながらも貯蓄を頑張ろうとしているあなたの参考となるよう、お客様に教えていただいた家計管理法をご紹介します。
忙しいけど貯められているお客様の家計管理法
看護師として忙しい毎日を過ごしながらも、同世代の平均貯金額を大きく上回る貯金をお持ちだったKさん。家計管理についてお聞きすると、家計簿はつけていらっしゃらず、2つのことを徹底する簡単な管理方法でした。それは、
1)給与口座を貯蓄口座として使用、生活費口座は別に設ける
2)生活費口座は残高がわずかになったら補充
1)のように貯蓄口座と生活費口座を分けている方は結構いらっしゃるかもしれませんが、特筆すべきは2)のルール。給与口座から生活費口座へ、一度にまとまった額を移すのではなく、必要な額(少額)をその都度引き出して預け入れることを徹底されていることが、Kさんが順調に貯金できている秘訣なのだと思います。
家計管理は支出を体感することが大事
そう思う理由は、「家計管理は支出を体感することが大事だから」。給与口座から生活費をその都度引き出すという行為によって、お金を使っている体感を得ることができるうえ、引き出す手間がかかるのでお金の使いすぎを防ぐ役割も担ってくれます。繰り返しになりますが、手間を惜しんでまとまった額を移すのでは効果がなくなってしまいますのでご注意を。「人並み以上の収入があるのに、なぜか貯金ができない」と悩んでいる方は、無自覚にお金を使いすぎてしまうきらいがあるので、この2つのことを実践するだけでも良い変化が現れるのではないでしょうか。
より本格的に家計管理をしたいなら
前出の家計管理法をお試しいただいたら、貯金できない体質がかなり改善されるかと思いますが、それでも支出が収入を上回ってしまう場合は、「家計簿アプリ」も試してみてください。私も使っていて、前出の方法より時間はかかりますが、手書きで家計簿をつけるより簡単で時間もかかりません。
支出が収入を上回るということは、何かしらの費用を削る必要があります。食費なのか、被服費なのか、交際費なのか…どこにお金を使いすぎているのかを、家計簿アプリなら分析グラフで簡単に把握することができます。ほかにも、銀行口座やクレジットカードを連携すれば、残高をまとめて確認できたり、クレジットカードの利用も数日で反映されるので、明細と違ってほぼリアルタイムに支出を確認できたり何かと便利です。
最後に…みんなどのくらい貯蓄しているの?
参考までに、平均貯蓄額(預貯金以外の金融商品も含む)を調べてみました。1人分の貯蓄が分かりやすいよう単身世帯で見ると、20代・128万円、30代・317万円、40代・657万円、50代・1,043万円、60代・1,613万円でした(家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 平成30年)。弊社にお越しくださるお客様はおおむね、平均貯蓄額を上回る貯蓄をされていますが、それでも漠然と不安に思っていらっしゃる方が多いです。「自分もそうだ」と思われた方は、貯めていても「これで大丈夫」という判断材料がご自身の中にまだない状態かと察しますので、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談されるなどしてマネープランを立てられると良いでしょう。ご自身の中にまだ自分の貯蓄額が平均に満たないという方は、まずは平均貯蓄額を目標に、貯蓄グセをつけるところから始めてみましょう。