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【FP相談事例3後編】40代で住宅購入した共働き女性 ローン返済後の「おひとりさま」対策も資産運用でまとめて解決

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前回のお話(コラム記事はコチラ
住宅を購入したことで将来について考えることになった40代の共働き女性H様。
79歳まで続く住宅ローン月額8万円に不安を感じて、「繰り上げ返済」をお考えでしたが、担当FPのアドバイスに納得されて、資産運用をスタートされました。

・リタイア後のローンの支払い
・老後資金の準備不足
2つのお悩みを一気に解決できるマネープランとしての提案でしたが、「もう1つ解決しているお悩みがあります」というのが前回の話でした。
そのお悩みが何かは、「H様がご夫婦であること」とヒントを出していましたが、お分かりになった方はいらっしゃるでしょうか。
早速、答え合わせをしましょう。

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夫亡きあとの「年金」はこんなに変わる

お客様の多くは、老後のためにお金は必要と感じていても、その中身はぼんやりしています。
担当FPが詳しくお聞きすると、共働き女性の場合、働いている時はお互いの予定を合わせることが難しかった「海外旅行に夫と出かけたい」なんて夢をお話してくれます。
老後のお金の準備は、こうした「夫婦で老後を楽しむための対策」でもありますが、もう1つ、お客様ご自身では中々気づきにくい“ある部分”への対策でもあります。

それが、「おひとりさま対策」です。
なぜ、共働き女性のおひとりさま対策(夫が亡くなったあとの対策)が、ご自身では気づきにくい部分かと言うと、公的年金について“ある誤解”をしているから

「夫が亡くなったあとも自分がもらえる年金は、自分と夫の2人分」
と思っている共働き女性が多いのです。

ですが実際は、おひとりさまになってからの年金は、「遺族年金(夫の年金)」か「自分の年金」のいずれか多いほうを受給するというシステム。
なので、共働きで夫より高収入の女性の場合、お一人になってからの年金額は、ずっと独身だった場合と変わりません

H様の場合、2人のときの年金が月額約26万円。
お一人になってからの年金は、ご自分の年金のみで、月額約14万円と予測されました。
結婚によって独身の頃よりもお金にゆとりのある生活を送ってきた共働き女性にとって、夫亡きあとの老後生活は、「お金がない恐怖」を痛感することになる危険を抱えています

夫が亡くなったらローンが払えない

また、H様は住宅ローンをご自身の名義でご契約されていたので、夫が亡くなったあとも住宅ローンの返済はなくなりません。
H様のお一人になってからの年金は、約14万円。
そこから住宅ローンの8万円を負担することは現実的ではありません。
生活が送れなくなってしまいます。

こうした、おひとりさま対策として、90歳までのマネープランを組み、
住宅ローンが終わる79歳までは返済にあてるお金として、完済後の80歳からは老後の生活資金として活用できるマネープランを提案させていただきました。

~マネープランを採用していただいて~ お客様の声

猫さんへの愛情あふれるお話から、今村さんの誠実さが伝わってきて、プランニング+αで素敵な時間を過ごさせていただきました。
ローンのことに対処するだけで精一杯と思っていたので、老後の準備もできることにひと安心です。
今村さんはじめ、周りの社員さんも、いつも細やかな気配りをしていただき、それが安心と信頼に繋がっていると思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

~ずっと身近に、ずっと安心を~ その後のお付き合い

叶えたい暮らしに向かって踏み出したお客様の思いを大切に、私たちはマネープラン実行後のフォローも行っています。
複数社にわたるご契約の一括管理や、ご住所などの各種変更のお手続き、手作りのニュースレター「くまちゃん通信」のお届けと、その内容は様々です。

日々生活していると、色々な場面でお金に関する気になる事が出てくることと思います。
そんな時に私たちを思い出していただければ幸いです。

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