個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」ってなに?【前編】 基本をおさえよう
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約1年前の記事で、「確定拠出年金」に関する法改正が行われ、
中でも「個人型確定拠出年金」(iDeCo=イデコ)が
加入者の範囲が拡大されることから
注目を集めているとお話しましたが、
今でも多くのお客様からお問合せをいただいております。
そこで改めて、「iDeCo(イデコ)がどのようなものなのか?」、
メリットや注意点も含めてご紹介したいと思います。
イデコの2022年の制度改正について説明しています↓
iDeCo(イデコ)が2022年に改正!内容とメリット・デメリットを確認NISAの2024年の制度改正について説明しています↓
NISA・イデコ見直しで「貯蓄から投資へ」誘導 ~2020年度税制改正ポイント・個人編~
このページの目次
豊かな老後生活を 自分で運用できる「私的年金」
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは、
確定拠出年金法に基づいて実施されている、
公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金のひとつです。
公的年金(国民年金や厚生年金など)との一番の違いは、
自分で運用できること。
自分で掛金を拠出し、自ら運用方法を選んで、
掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受けることができます。
また、掛給付を受け取る時には、
税制上の優遇措置が講じられています。
2017年1月から加入者の範囲が拡大され、
元々は自営業者など一部の方のみが加入できる年金だったのが、
原則20歳以上60歳未満の全ての方が加入対象となり、
より豊かな老後生活のための資産形成方法のひとつとして
着目されています。
iDeCoの仕組み
自分で選んだ運用商品で
毎月積立を行い、積み立てたお金は
60歳以降に年金または一時金として受け取ります。
掛金の上限は加入区分に応じて異なりますが、
会社員やその扶養者は原則として月2万3,000円まで。
自営業者は月額6万8,000円までです。
ここまでiDeCoの概要についてかいつまんでご説明しましたが、
後編では気になるメリットや注意点についてお話したいと思います。
iDeCoの記事一覧
『個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」ってなに?【前編】 基本をおさえよう』
『個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」ってなに?【後編】 メリット・デメリット』
『「iDeCo(イデコ)がお得」 ちょっと待って!① 特に女性は要注意』
『「iDeCo(イデコ)がお得」 ちょっと待って!② 自営業者やフリーランス』
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『つみたてNISA(積立NISA)と個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」どっちがお得?』